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2005.12【特集記事−ザ・技術士】
企業内研修は効果抜群!即導入を!
〜拝啓 教育・研修ご担当者様〜


 

3−1.企業内研修とは

 企業内研修とは、通常オンサイトセミナー、ワークショップセミナーと呼ばれる講師派遣コースです。
 下記のようなフローでワンサイクルが完結します。もちろん、受講記録や合格率等のデータは小センターでも保存いたしますので、各年毎の比較検討も可能です。
 講師の先生も、企業の現状をヒヤリングし、ご要望をお聞きした上で実施します。回数を重ねることによって効果が目に見えるようになり、落伍者も少ないのが特長です。
 特に、資格関連の企業内研修は結果が目に見え、合格者数でその効果を直接はかることが可能ですので、経年的に継続するかどうかも結果で判断が可能です。(長年に渡って毎年研修依頼のある企業様もありますが、ある程度継続すると、教育ノウハウも自社の中で蓄積が可能となり、合格者の方々が講師として指導されることも可能となってきます。)
 もちろん、下記の標準フローに特別に追加する(補習や模擬試験等)ことも可能です。



企業内特別研修(講師派遣)のフロー

  1. 企業内担当者が技術士受験者をまとめる
  2. 新技術開発センターに見積り依頼
  3. 小センターより、講師派遣料及び受講料の見積書提出
  4. 企業より特別研修(講師派遣)依頼
  5. 小センターより講師選定及び日程(スケジュール)提示
  6. 第一回講師派遣(講義及びテキスト、添削問題配布)
  7. 途中経過報告(進行度及びレベル)
  8. 最終講師派遣(この回数は企業の要望による)
    講義と個別面談、予想問題模擬試験等
  9. 修了証送付
  10. 試験受験
  11. 試験内容コメント送付
  12. 合格発表(ホームページに提示)
  13. 合格者に記念品送付


3−2.企業内研修のメリット

 通常の技術士対策講座を受講するよりも、講師を自社内に招へいしてスクーリング(講義及び面談)を行う形式を選ぶ方が、企業が受講料他を補助する場合、効率的なことが少なくありません。
 数十名の受講者の場合、スクーリングの交通費だけでも遠方からなら馬鹿にならず、更に集団受講の割引が可能です。更に企業のご要望を盛り込んだ講義ができる利点もあります。その結果合格者が一挙に何十名も増加すると、教育担当者の評価も大いに高まろうというものでしょう。(進行度の途中報告も可能であるし、この方が途中落伍者も少ない。)
 下記の条件を満たす場合は是非、企業内特別研修をおすすめいたします。
 1.研修費(受講料含む)を企業が負担する。
 2.研修会場を企業が準備可。
 3.10名以上の受講者がいる。
 4.受験対象部門が1〜3部門に集中している。(多部門でも可能だが講師派遣料がかさむ)
 さあ、今すぐ、条件を確認してみよう。
 もちろん、受講料を個人負担でも、企業内研修は可能ですし、厚生労働省の給付金対象として、受講料4割のフィードバックが可能です。
 また、研修費は、本社がお支払いいただき、研修は各事業所で行うことも可能です。
 私どもの技術士対策講座の企業内研修を数百人単位でご受講いただく大建設コンサルティング会社もあれば、10名ギリギリの人数(中には数名でも企業内研修方式でやってほしいというご要望もあります。)で実施する場合もあります。つまり企業や事業所の規模には関わらないということです。
 1人でも多くの技術士をふやしたいと考える企業、社員のモチベーションアップのために受験させたいと考える企業、この試験問題を自社のエンジニアの能力評価に使いたいという企業、様々な動機からご採用いただいております。
 また、最近は、建設関連業種の企業のみならず、メーカ関連の企業にも技術士対策講座の企業内研修のご要望も増加の傾向にあります。
 研修後は必ず下例のようなアンケートを実施し、受講者の満足度を確認できるようにしております

●アンケート例(川ア紀久雄講師作成)
アンケート例


3−3.企業内研修の具体事例

 企業内研修コースもさまざまなバリエーションがありますが、代表的なコースを2例とり上げてみます。


No.1 技術士第二次試験対策講座講師派遣コース
    (6回コース・添削3回)


第1回 技術士第二次試験のポイント
  1. 技術士に求められるもの
  2. 昨年度の技術士試験問題の傾向
  3. 技術士試験までのすごし方
  4. 業務経歴論文のポイント
  5. 専門分野論文のポイント
  6. 五肢択一問題の解き方
  7. 第一回課題問題配布(業務経歴問題)
第2回 技術経歴論文の書き方
  1. 業務経歴書の書き方
  2. 業務経歴論文の書き方
  3. 第一回課題解答論文回収
  4. 第二回課題問題配布(専門問題)
第3回 業歴論文の問題点と添削時に気づいた弱点
  1. 第一回課題論文添削返却
  2. 業歴論文のポイントと受講者の弱点
  3. 合格するには何が足らないか
  4. 個別面談
  5. 第二回課題論文回収
  6. 第三回課題問題配布(業務経歴問題)
第4回 専門問題論文の問題点と添削時に気づいた弱点(部門別)
  1. 第二回課題問題添削返却
  2. 専門分野問題のポイントと受講者の弱点
  3. 択一問題の解き方
  4. 合格解答の書き方
  5. 個別面談
  6. 第三回課題解答回収
第5回 直前対策講座(部門別)
  1. 第三回課題論文添削返却
  2. 業歴論文が合格レベルに達したか
  3. 専門分野の予想問題
  4. 試験場での注意事項
  5. 個別面談
第6回 口頭試験対策
  1. 模擬口頭試問
  2. 個別面談

No.2 技術士第一次試験対策講座講師派遣コース
    (4回コース・添削2回)


第1回 技術士第一次試験の概要と適性科目対策
  1. 技術士第一次試験とは何か
  2. 技術士第一次試験のポイント
  3. 技術士第一次試験適性科目の傾向
  4. 適性科目模擬試験(解答・解説)
  5. 第一回添削問題配布(専門科目)
第2回 技術士第一次試験基礎科目対策
  1. 基礎科目の傾向と対策
  2. 基礎科目での点の取り方
  3. 基礎科目模擬試験(解答・解説)
  4. 第一回添削問題解答回収
  5. 第二回添削問題配布(専門科目)
第3回 技術士第一次試験専門科目対策(部門別)
  1. 専門科目の問題の傾向と対策
  2. 第一回添削問題添削返却
  3. 個別面談
第4回 技術士第一次試験直前対策講座
  1. 第二回添削問題添削返却
  2. 基礎科目直前チェック
  3. 基礎科目模擬試験(解答・解説)
  4. 個別面談
 企業内研修では、技術士試験に合格させることが第一目標ですが、それだけにとどま らず、それぞれの業務内容に応じた技術者(エンジニア)のあるべき姿勢、態度、行 動力を学ぶことができます。また、日頃業務上で悩んでいる点を講師に相談すること も可能です。報告書や技術レポートの書き方は、技術者の基本ですし、口頭試験対策 は技術プレゼンテーションの能力アップにもつながります。
 小センターでは、下記の講座や通信教育でもこれらのご要望にお応えするようにして おります。


エンジニアは報告書、社外(内)文書、技術論文を提出する機会が多い
わかりやすい技術論文の書き方(東京・大阪)
 ― 簡潔明快な文書作成の要点 演習付き ―

 正しい日本語で簡明に文書化する能力がなければ、技術士、弁理士、プロジェクトマ ネージャ、ISO審査員の資格は取れません!! 社内、社外の評価も低い!! この講座の演習を通じて、文書作成能力をアップしよう。

1.現代表記法の常識

1.1 日本語を知る
1.2 現代表記法
1.2.1 符号の使い方
1.2.2 ひらがな書きの原則
1.2.3 誤字、当て字
1.2.4 文書感覚を磨く

2.技術論文の文書作法

2.1 論文作成の基本
2.2 図表の活用
2.3 論文構成と文書記号
2.4 全体をスリムにまとめる
3.簡潔明快な技術論文の書き方

3.1 論文の要点
3.2 文書作成のテクニック
3.2.1 読者の立場で述べる
3.2.2 わかりやすい論文構成
3.2.3 はじめ書き、おわり書きの狙い
3.2.4 箇条書き、補足書きの極意
3.2.5 図表説明の極意
3.3 一読してわかる文書

3.3.1 ワンセンテンスを短く
3.3.2 主語、述語を明確に
3.3.3 必要なことだけを述べる
3.3.4 一般論と持論の使い分け
3.3.5 重複説明は不要
3.3.6 抽象的表現と具体例の使い分け
3.3.7 図表を上手に使う
3.3.8 接続詞を上手に使う
3.3.9 論文を幼稚にする話ことば
3.3.10 見やすさへの配慮
4.技術論文作成の実際(演習)

4.1 テーマの決定
4.2 関連情報の収集、整理
4.3 論文構成
4.4 作成論文の評価
(過去の体験内容からテーマを選定し、1000字以内に技術論文を作成する。論文作成プロセスを学習するのが狙い。読者が理解できる文書かどうか評価する。)
5.報告書、社外(内)文書の実際(演習)

5.1 書式を知る(在籍する組織の書式、ない場合は一般書式)
5.1.1 社内(在籍組織)連絡文書の書式
5.1.2 社外発信文書の書式
5.1.3 決まり文句を知る
5.2 社外(内)文書作成訓練
5.3 文書評価
(複数発信テーマから、該当するテーマを選択し、社外(内)文書を作成する。書式は、在籍組織の書式で書く。このプロセスを学習する。要点が顧客に確実に伝わるかどうか評価する。) ◎質疑応答・個別面談


技術者に必須のテクニカル・レポート(TECHNICAL REPORT)の作成法
実力養成のための 技術レポートのまとめ方

T.標準的な技術文書の書き方・まとめ方
  1. 技術文書作成の心構え
  2. 技術文書の様式と筆記用具・参考書
  3. 技術文書の構想から執筆まで
  4. 技術文書の表現
  5. 技術文書の仕上げ方
  6. 技術文書に使う国語表記
U.標準的な図表・写真類、付属資料の作り方
  1. 技術文書・レポートに使う図表、写真類付属資料とは
  2. 表の構成
  3. 図の描き方
  4. 棒グラフの描き方
  5. 円グラフ、三角グラフの描き方
  6. 絵グラフ、地図グラフ、面積グラフ、体積グラフの描き方
  7. 実験計算線図の描き方、特殊グラフの描き方
  8. 写真の効果的な撮り方、使い方
  9. 図表、写真類の解説
V.標準的な技術レポートの作成法
  1. 技術者は書くことから出発する
  2. 技術レポートの勘どころ
  3. 技術レポートの素材を集める
  4. 技術レポートの形式
  5. 知識の整理を上手にしよう
  6. 下書きと文書の仕上げ
  7. 読みやすい文章作法
  8. 清書原稿の仕上げ(推敲)
  9. 参考文献の書き方
  10. 抄録文の書き方
W.標準的な口頭発表と発表資料の作成
  1. 口頭発表のタイミング
  2. 口頭発表の準備
  3. 口頭発表のための視聴覚機器の選び方
  4. 口頭発表用原稿の作成と発表のチェックポイント
  5. 効果的な口頭発表の仕方
各種企業内研修とセミナー、通信教育との組み合わせ等、様々なバリエーションが考 えられます。下記のお問い合わせシートをお送りいただければ、すぐ担当者がご連絡を入れ、ご希望のパターン、予算見積り、講師紹介等を行います。
一番効果のある、効率的な企業内研修を設定いたします。どのようなご質問でも結構ですので下記の方まで今すぐご連絡下さい。
お待ちしております。



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