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市場の短納期と低価格要求に応えてクレームを削減

クレームを大幅削減する設計不具合
加速検証の上手な進め方


   

開発,設計不具合によるクレームを減らすには,事前に故障前兆候と寿命を把握し客先で不具合発生前に交換措置へ対応できる短期検証法を具体的且つ実務的に解説致します。

講師: 伊豫部将三
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表
日時: 平成26年8月5日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 46,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

多くの製造企業でクレーム対策費は売上の2%を超え,その中で開発,設計原因が70%を越える現実があります。またクレームの約25%は納品検収後1ケ月以内に,40%が3ケ月以内に,約50%が6ケ月以内に,約70%が無償保証期間である1年以内に発生している共通実態があります。
また中国,インドを始めとする新興国製品と低価格,短納期競争に晒されながら客先からの高い品質要求に応えるには,開発,設計不具合によるクレーム削減が急務となっています。
機械系製品不具合原因の約80%近くは, [1]・振動・衝撃劣化,[2]・疲労劣化,[3]・腐食劣化,[4]・摩擦・摩耗劣化,[5]・低周波揺動・ねじれ劣化,[6]・熱衝撃劣化,等が占め,電気計装・制御系製品の不具合では,[1]・落雷・高圧サージ劣化,[2]・水滴付着劣化,[3]・静電気放電劣化,[4]・電磁ノイズ劣化,[5]・過負荷発熱劣化,[6]・装着部品ワイヤ振動劣化断線,[7]・膨張収縮劣化半田剥離,等が90%近くを占める共通実態があります。
前記不具合原因によるクレームを減らすには,客先やエンドユーザで不具合が起こる前に問題個所や部品を適切に交換対応措置する必要が有ります。そのためには製品出荷前の開発,設計,製造段階時点で加速検証等により故障前兆候と寿命および経過年数毎の信頼度値を把握し,不具合発生前適切に交換措置へ対応することが大切になります。10倍に加速すれば所要期間を10分の1に短縮が可能になります。つまり19日間有れば,6ケ月以内に発生する約50%のクレーム防止へ事前対処が可能になります。また100倍に加速すれば所要期間を100分の1に短縮が可能となります。つまり2日間有れば,同様に6ケ月以内に発生するクレーム防止へ事前対応措置が可能になります。
本セミナーでは,講師が長年のコンサルタント経験の中で実施してきたクレーム削減で検証期間を短縮する具体的な加速検証実施方法のご紹介に重点を置いて,必要な「基本仕様での寿命および信頼度目標値設定法」,「故障予測の実施法」,「加速検証条件の設定法」,「不具合加速検証実施の展開法」,等の具体的進め方の例を,判り易く簡単な演習を交え解説指導致します。
また今回セミナーではテキストに「不具合加速検証実施法展開」に繋げる上で必要な51製品の「基本仕様事例(CD-ROM付)定価4500円+税」および「故障解析事例(CD-ROM付)定価5900円+税」を一緒に配布致します。(受講料に含まれます。)
この機会に開発,設計不具合等によるクレーム削減で検証期間の短縮取り組み法にお悩みの管理者と実務担当者のご参加を是非お勧め致します。
是非ご受講下さい。


●セミナープログラム

1.開発,設計所要期間短縮と,コスト削減に必要な従来開発・設計見直し法
(1)従来開発,設計法見直しによる所要期間大幅短縮とコスト削減への取り組み法
(2)短納期と低価格要求に応えながら開発,設計不具合に起因するクレーム削減の実現法
(3)所要期間を大幅短縮しながらクレーム削減に必要な不具合加速検証の具体的実施方法
2.検証期間を「10分の1」以下に大幅短縮する不具合加速検証取り組み法
(1)機械製品不具合加速検証実施法の原理と,大幅期間短縮化とは
(2)温度で劣化を加速する検証短縮法には
(3)負荷で劣化を加速する検証短縮法には
3.不具合加速検証取り組みに必要な「製品基本仕様」作成法
(1)不具合加速検証取り組みに必要な「製品基本仕様」作成の要件とは
(2)要求機能,性能,特性,設計条件(目標寿命および信頼度値)で設定すべき内容とは
(3)簡単な課題による「製品基本仕様」作成演習および講師講評
4.不具合加速検証取り組みに必要な「製品故障解析」作成法
(1)不具合加速検証取り組みに必要な「製品故障解析」作成の要件とは
(2)予測される故障現象,機能上の影響,損害の大きさ,放置時の影響,想定される原因,他
(3)簡単な課題による「製品故障解析」作成演習および講師講評
5.不具合加速検証取り組みに必要な「故障予測および検証条件設定」作成法
(1)不具合加速検証取り組みに必要な「故障予測および検証条件設定」の要件とは
(2)必要な「検証必要項目(振動・衝撃,他)」と「目標寿命および信頼度値」と「検証条件(加速係数,他)」のアイテムと設定すべき数値,等は
(3)簡単な「故障予測および検証条件」設定演習および講師講評
6.不具合加速検証取り組みに必要な「不具合加速検証実施法展開」作成法
(1)不具合加速検証取り組みに必要な「不具合加速検証実施法展開」の要件とは
(2)データ採取が必要なサンプル数,他の数値類設定法,等は
(3)簡単な「不具合加速検証実施法展開」設定と作成演習および講師講評
◎ 質疑応答およびコンサルテーション

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