見学して,自社工場にすぐに取り入れられるもの,時間をかけて取り入れたいものを見つけましょう。
講師: |
正木 英昭 氏
マサキ経営 代表 |
日時: |
平成27年9月29日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
49,800円(消費税込) |
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(テキスト,昼食,移動バス代を含みます。) |
会場: |
タイム オフィス
名古屋市中村区名駅二丁目41-10 アストラーレ名駅3・4・6F
TEL 052(541)1222
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
生産台数世界一の自動車会社トヨタ自動車は,長い年月をかけて築き上げてきたユニークな生産方式(トヨタ生産方式TPS)でも世界的に知られています。
本セミナーでは,そのTPSの構造と基礎知識を理解していただいた後,実際のトヨタの製造ラインを見学しながら生きた理解をさらに深めていただきます。
学習・見学のポイントを次の10点にまとめました。
- 5S・見える化という製造現場の基盤づくりがTPSを支える条件になっている。
- 5Sはマンネリ・形骸化・惰性化しやすいので,それを乗り越える秘訣を紹介する。
- 見える化することが,現場に気づきを与え,自律的な問題解決に貢献する。
- 決められたタクトタイムを守れないときには,ラインを止めるという勇気・緊張感がある。
- 問題が起こったらまずアンドンに黄色ランプ表示がつき,リーダーはそこに飛んでゆく。
- 解決しきれないときはラインを止めて,そのアンドンに赤ランプが点灯する。
- 作業者はラインを止めるように教育され,リーダーはラインを止めないように教育される。
- かんばんは電子化されたが,生産計画の微調整ツールとして活用されている。
- 各工程への部品供給は,物流担当がジャスト・イン・タイムで行っている。
- 自社の生産現場にまずどの辺からTPSを取り入れて行ったらよいかのヒントを得る。
最近他の自動車会社や製造業では,ありのままの生産現場を公開することに熱意を失っているかに見えます。そのなかで長年世界に現場を公開し,社会貢献されてきたトヨタ自動車に感謝しながら,自分たちの現場,工場にすぐ取り入れられるもの,時間をかけて取り入れたいものを見つける,小さなしかし貴重な旅に出かけませんか?
日本のモノづくりの神髄をご覧下さい。
是非ご受講下さい。(定員がございますので早めにお申込み下さい。)
●セミナープログラム
- I.セミナー(10:00〜12:20)
- 1.トヨタ生産方式の基本
- (1)TPS(トヨタ生産方式)の構造
- (2)事業成功の方程式
- (3)自律型人間と職場風土改革
- (4)スパイラルアップ(継続的改善)
- 2.TPSの基盤を支える5S
- (1)直接目的と最高目的
- (2)5S成功の8つのポイント
- (3)5S標準プログラム
- (4)5S作品事例
- 3.TPSの基盤を支える見える化
- (1)見える化とは何か
- (2)トヨタ見える化の原点
- (3)トヨタ7つのムダと見える化
- (4)アンドン
- (5)企業基盤構築イメージマップ
- 4.自働化
- (1)ニンベンのある自働化
- (2)フルワーク・システム
- 5.段取短縮
- (1)段取時間短縮の定石
- (2)トヨタの段取短縮
- (3)機械設備の段取時間短縮(例)
- 6.1個流し生産のためのレイアウト改革
- (1)コの字型1個流しライン
- (2)1個流しライン化事例
- (3)流れを良くした事例
- (4)プッシュ方式からプル方式へ
- (5)台車式混流生産事例
- 7.多能化(マルチスキル化)
- (1)スキルマップと教育訓練表
- (2)OJTによる技能教育訓練
- 8.標準作業
- (1)標準化の手順
- (2)標準作業の手順
- 9.かんばん方式
- (1)TPSの基本思想
- (2)かんばん方式の前提条件
- (3)かんばんとは何か
- (4)かんばん方式の基本ルール
- (5)かんばんの回し方
- 10.在庫削減
- (1)リードタイム短縮の必要性
- (2)在庫費用
- (3)Jコスト
- ◎ 質疑応答
- II.トヨタ自動車工場見学(13:30〜17:00)
- 1.組立工場・溶接工場
- 2.移動(バス)
- 3.トヨタ会館
- 4.移動(バス・名古屋駅にて解散)
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