中国・台湾などのアジア諸国の法制化の中で世界中の製造物責任(PL)制度と安全規格の基礎をわかりやすく解説。
講師: |
西塚 宏 氏
西塚経営 代表 |
日時: |
平成26年10月22日(水) 10:00〜16:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます) |
会場: |
機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3−5−8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
製造物責任はアメリカの判例法によって発展してきた考えです。その核心は製品に欠陥があった場合,製造者にその過失の有無を問わず責任を取らせる厳格責任の法理にあります。EUを中心とするヨーロッパ諸国では,フランスを除くすべての国が厳格責任と同様の無過失の考えを採用した立法を行っています。内容は各国で少し差があるものの,最近は中国や台湾をはじめとしたアジア諸国でも欠陥製品事故の製造者や販売者の責任を規定した法律を制定しています。このように製造物責任制度の導入は,世界的な潮流と言っても過言ではありません。
本セミナーは,世界の製造物責任(PL)制度と安全規格・基準に基づいて基礎からわかりやすく解説いたします。とくに法務部,品質保証部,安全規格担当者の参加をお勧めいたします。
●セミナープログラム
- 1.製造物責任とは
- 2.製造物責任と製品安全規制
- 3.安全規格の役割
- 4.世界の製造物責任制度
- 1)アメリカの製造物責任制度
- 2)厳格責任法理と製品の欠陥
- 3)アメリカの製品安全規制と規格
- 4)安全規制との関係
- 5−1.EUにおける製造物責任制度
- (1)EC指令の成立
- (2)EC指令のポイント
- (3)製品事故とEC指令
- (4)EUの製品安全規制
- 5−2.イギリスにおける製造物責任制度
- (1)製品事故と賠償責任
- (2)1987年消費者保護法
- (3)イギリスの製品安全規制
- 5−3.フランスにおける製造物責任制度
- (1)瑕疵担保責任
- (2)不法行為責任
- (3)PL法の立法化動向
- (4)フランスの安全規制
- 5−4.ドイツにおける製造物責任制度
- (1)不法行為責任
- (2)製造物責任法の導入
- (3)ドイツ薬事法
- (4)ドイツの製品安全規制
- 5−5.日本における製造物責任制度
- (1)施行までの経緯
- (2)製造物責任法の概要
- 5−6.製品安全規制と製造物責任
- 5−7.アジア諸国における製造物責任制度
- (1)中国
- (2)台湾
- (3)フィリッピン
- (4)韓国
- (5)オーストラリア
- ◎ 質疑応答
|