未然防止3H対策は設計・技術部門,事務・サービス部門でもチャンとやれば定着する!!
講師: |
宮野 正克 氏
NPO法人SDC検証審査協会理事,会長
中小企業診断士
技術士・経営工学部門 |
日時: |
平成26年12月12日(金) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
私達は経験則として,企業活動でも社会生活でも,事故やトラブルは3H(初めて,変更,久しぶり)の折に起き,定常時には極めて少ないことを理解しています。
また,社会や経済活動の高度化やビジネスのスピードアップに伴い,事故やトラブルの影響は益々深刻さを増しています。経営的には,大きな経済的負担や人身事故を経て行う再発防止(是正処置)ではなく,未然防止(予防処置)への要求が高まっています。
3Hは,簡単で親しみやすく,特別な技術も投資も不要,だれでも・いつでも・どこでも参加できる実効性の高い未然防止技術です。効率的な導入手順やマニュアル化,全社的な仕組みとしての3H活動を体系的に取り組むことにより,仕事の信頼性を格段に高める方法について事例を交え説明します。
3Hの基本は製造業でも設計部門やサービス業でも同じですが,サービス業や事務・技術部門の場合は業務が多岐にわたるため,目的に合った効率的な導入と運用の規範が重要です。
今回は,設計部門,技術部門,サービス業や事務部門を中心とした研修を企画しています。
是非,ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。
●セミナープログラム
- ◎ はじめに
―3H未然防止は,設計部門,サービス部門でも製造部門でも本質は同じです―
- 1.3Hの原則と経験則
- (1)3H発祥の歴史
- [1] 3H(初めて,変更,久しぶり)とは何か
- [2] 3Hを必要とする社会的背景
- [3] 3Hシステムの誕生
- (2)未然防止の基本ステップ
- [1] 未然防止の全体計画
- [2] リスクの抽出と事前評価
- [3] リスクマネジメント
- (3)3Hの効果
- [1] 製品品質のダントツ向上
- [2] 計画重視の業務計画
- [3] 世界に誇れる仕事の自信
- 2.3H導入手順
- (1)未然防止重視の経営理念
- [1] 未然防止の重要性認識
- [2] 再発防止は当然で,進歩がない
- [3] 未然防止の経営が最も合理的
- (2)総合的品質管理TQMの普及
- [1] 総合的品質管理TQMの基礎
- [2] プロセス品質(品質は工程で作られる)の徹底
- [3] マネジメントシステム品質の向上
- (3)3Hの実践教育
- [1] 3Hマニュアルの体系化
- [2] 3H実践教育
- [3] 3Hの効果を全員で享受
- 3.3Hマニュアルの作成
- (1)3H全体マニュアル
- [1] 業務フロー分析
- [2] 3H実施要領
- [3] 3H実施マニュアル
- (2)3H職場マニュアル
- [1] 日常業務推進マニュアル
- [2] 3H職場実施計画
- [3] 3H職場実施要領
- (3)3H進捗マニュアル
- [1] 3H計画シート
- [2] 3H実行マニュアル
- [3] 3H完了報告
- 4.3Hを支える基礎技術
- (1)ものづくり基礎体力をはかる
- [1] 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底
- [2] マインドマップの活用
- [3] QC七つ道具・新QC七つ道具の活用
- (2)3Hを高度活用する技術
- [1] FMEA(故障モード影響解析)
- [2] FTA(故障の木解析)
- [3] 実験計画法
- (3)ISO国際規格の有効活
- [1] ISO国際規格の2015年改正
- [2] マネジメントシステムの質的向上
- [3] 自ら考え行動するISO自己適合宣言
- 5.3H活用事例の紹介
- (1)設計・エンジニアリング会社の活用事例
- (2)医療法人の活用事例
- (3)商社の活用事例
- ◎ 質疑応答
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