誰でも簡単に改善アイディアを出せるようになる秘訣を伝授します。
講師: |
松田英一 氏
活コンサルタント代表
全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント |
日時: |
平成27年9月30日(水) 10:00〜17:30
見学付きセミナー |
受講料: |
45,000円(消費税込) |
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(テキスト,昼食,移動バス代を含みます。) |
会場: |
タイム オフィス
名古屋市中村区名駅二丁目41-10 アストラーレ名駅3・4・6F
TEL 052(541)1222
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
今,激変の時を迎えて,ますます社員(パートなど含む)の知恵を集める経営が必要になります。そこで多くの会社では提案制度や改善活動を行っていますが以下の共通の困りごとがあります。
「カイゼンネタの見つけ方がわからない」「一部の人に偏っている」「マンネリ化している」など。その原因は,現場の人たちのやる気や,能力不足と思われています。けれども,本当の原因は,改善の「考え方」や「視点」を知らない,または,改善アイディアを出すしくみがないだけなのです。そこで,このセミナーでは,「誰でも簡単に」改善アイディアを出せる「視点」を午前のセミナーでご紹介し,午後は,「労働時間が日本一短いのに業界一の利益率を誇る」岐阜未来工業を見学。1人1人が皆「常に考える」秘訣は何か?どんなしくみがあるのかを学びます。
是非,ご受講下さい。
- <受講対象者>
- 経営幹部,管理職,提案制度や改善活動の事務局,製造現場のリーダーほか人材育成や組織活性化に関心のある方々
●未来工業とは
未来工業は1965年創業の建築用電気資材メーカー。従業員約800人はすべて正社員で, 売上高約250億円。
同社は「日本一休みの多い上場企業」と言われる。年間休日が約140日,このほかに有給休暇が最大40日あるなど,独特な経営で有名だ。
年末年始は19連休,黄金週間とお盆は10日間連続で休み。一日の労働時間は7時間15分。 残業もノルマもない。
社員を信頼するからタイムカードもない。2006年から定年を70歳に引き上げた。給与水準は60歳レベルを維持する。
上司が社員に求めるホウレンソウ(報告,連絡,相談)も禁止だ。
全社員を対象にした海外への社員旅行は5年ごとに実施しており,イタリアの世界遺産などをめぐった。約2億円の旅費は全額会社が負担。
蛍光灯1本1本の担当者が決まっており,こまめに消す。約300人が働く本社地区のコピー機は1台だけ。
社内提案制度で,ちょっとしたアイディアにも奨励金を支給。
同社の意匠登録件数は大企業を押しのけて,毎年上位にいる。2008年は東芝,ソニーの上の8位だった。
創業以来赤字なし,最高22%,平均13%の経常利益率を維持してきた。「常に考える」組織風土をつくり,みんなで頑張ってきたからこそ,と思っている。
●セミナープログラム
- 1.良くある改善に対する誤解と対処法
- (1)改善は仕事でないからやりたくない?
- (2)改善はやりたい人だけでやれば良い?
- (3)改善とは時間を短縮すること?
- (4)もっと改善の質を求めたい?
- (5)小さな改善よりも大きな改革をしたい
- 2.あまり知られていない改善2つの視点
- (1)業務マニュアルに載っている作業
- (2)業務マニュアルに載っていない作業
- 3.改善の進め方2つのパターン
- (1)すぐやる改善
- (2)すぐできない改善
- 4.「改善ネタが倍増する」
職場の改善ネタを見つける簡単な視点
- (1)これはまったくムダだけどなくならない?
- (2)仕事にはつきものだけどゼロにしたい
- (3)ミスやストレスが減る改善の視点
- (4)これがあると倍以上の時間がかかる
- (5)量の多いものには大きな効果
- (6)現場には大歓迎の改善の視点
- (7)「見てわかる」改善の視点
- (8)実はすべてが改善ネタになる視点
- 5.改善の5つのパターン
- (1)はじめに考えないといけないこと
- (2)確実に仕事が減る方法
- (3)変えること
- (4)仕事が楽にできる改善
- (5)改善をしてから検討すること
- 6.改善アイディアを出して実行にうつすしくみ
- (1)改善を通じた人と組織育成のしくみ
- (2)改善を活性化する5つの方法
- 岐阜未来工業見学
- 12:00〜バスで未来工業へ移動(バス内で昼食)
- 13:30 未来工業着
- ◎ 見学と未来工業の方の講義
- 1.経営セミナー
- ●未来工業が実践する「差別化」戦略
- ●「教育しない」「管理しない」「強制しない」の3原則
- ●斬新なアイデアを生む着眼点や感受性を高める
- ●社員にやる気を引き出す“未来流”工夫
- ●休日を多くしていかに儲けるのか?
- ●未来工業のユニークな提案制度・・・などを紹介します。
- 2.本社・工場見学
- 全国の中小企業経営者がこぞって見学に訪れる未来工業の本社工場。海外からも年間約9,000人の見学者が訪れています。改善提案は年間1万件を超え,実際に採用された案を現場の随所に“視覚化”しています。社員の「常に考える」を実践した証を見学してもらいます。
- ◎ 質疑応答
- ◎ 名古屋駅までバスで移動:解散(17:30)
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