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今高まっている「審査機関よ,さようなら!」の機運に乗り遅れないよう!!

ISO9001:2015改定とISO自己宣言のすすめ方


   

今回の改定は,従前にない大幅,かつ,高度なものです。審査機関には「高度審査員」が十分な数だけ揃っていないと思われます。だから,企業は,「強化された内部監査員」によって自ら「高度」内部監査をやりましょう。立ち上がるまでは,外部の専門家に「内部監査代行」を依頼しましょう。この間並行して,顧客と交渉しましょう。その結果,「審査機関は必要ない」と分かります。その時点で自己宣言しましょう。従前御不満だった社長は,「満足」に豹変されます。

講師: 田邉 康雄
英国UKAS,豪ニュJAS-ANZ認定ISO審査機関(株)GICジャパン 首席審査員
英国IRCA登録QMS/EMS/OH&S三分野プリンシパル審査員
特別ゲスト: 青木 明彦
英国IRCA登録QMSプリンシパル審査員
日時: 平成27年11月19日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

田邉康雄編著『ISO安全・品質・環境早わかり』(1997年日本規格協会発行)において以下のように紹介しました。「欧州統合に際してイギリスが首相サッチャーの主導の下にISO規格を利用した」と。ISO9001等を取得していないと,ヨーロッパ内の国境を通過できないと。これが日本製品にも適用されて一部の業種の死活問題となりました。とくに電気・電子機器メーカーでした。そこで認証取得に活路を開きました。しかし経営マネジメントシステムとしてのトップの評価は「不評」でした。(2015年IRCA横浜フォーラム)。
ISO9001が,化学業界にまで広がりましたが,「不要な文書化」や,審査機関による「不適切な指摘」など,マイナス。販路確保のために「我慢」している状態です。これを不満に思う,ある総合化学会社の「社長」は,本日の講師に「改善」コンサルティングを依頼されました。講師は規格目次を離れた「QMS/EMS完全統合」マニュアルを作成しました。「内部監査代行」も承りましたが,実力がついたので,現在は独力で内部監査しておられます。このコンサルティングは,社長の大満足を得ました。この事例を,片山剛監修,田邉康雄編著『全員参加のISOマネジメントシステム』(2001年日本規格協会発行)で紹介しました。最近この会社において,社長以下の全経営幹部に社内講演しました。
「御当社のISOMSは優れて本物」,「もう審査機関に依存する必要はない」と。

<受講をお勧めする方>

  1. 審査機関に不満があるISO事務局の方,
  2. ISO9001に疑問を持っておられる方,
  3. 会社の業務にISO9001を活用したいと思っておられる方,
  4. 社内で審査機関審査員力量を上回るIRCA主任審査員を育成したいと
    思っておられる方。
「内部監査代行」依頼は当センターへ御相談ください。


●セミナープログラム

1.ISO9001の現状確認
1)EU販路確保目的
2)社長のMS無関心
2.2015改訂のポイント
1)追加5点
  (1) 社長リーダーシップ
  (2) 規格と事業の統合
  (3) プロセス志向強化
  (4) 脅威と機会
  (5) 変更管理
2)削除3点
  (1) マニュアル
  (2) 管理責任者
  (3) 所定手順の文書化
3.予想される審査機関の対応
1)審査員の力量不足
2)日本的修正主義
3)二重構造の是認
4.自己宣言ステップ
1)社内の意思決定
2)内部監査の充実
3)審査機関契約解除
4)ISO17050による公表
5.意思決定ステップ
1)問題意識
2)SWOT分析
3)実行プラン
6.内部監査の充実
1)内部監査代行利用
2)社内人材育成
3)人材育成の永遠化
7.審査機関契約解除
1)顧客への根回し
2)取得必要最小限化
3)一方的通告
8.社長の御満足
1)全員参加
2)社内透明性
3)コーポレートガバナンス
4)内部統制(会社法/金商法)
5)コンプライアンス
6)リスクマネジメント
9.自己宣言の発展可能性
1)QMS/EMS/OH&SMS統合
2)経営改善
3)株価上昇
◎ 質疑応答

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