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FMEAで管理すべき要因を分析,統計的手法で管理値や良否判定を設定。

ISO/TS16949,ISO9001の要求に応える
FMEA,統計的手法を活用したQC工程表作成手法


   

講師の40年にわたるノウハウで,QC工程図・QC工程表の書式を作業手順に活用する!

講師: 永井 守
TQM Laboコンサル代表
日時: 平成28年7月8日(金) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

ISO/TS16949はISO9001/10002/JIS Q 9100等より最も高品質を狙った要求事項ではありますが,品質保証上当然の要求です。特に,最も工程管理に必要なコントロールプラン即ちQC工程図・QC工程表は品質保証上最も重要事項であり,FMEAで管理すべき要因を分析し,統計的手法で管理値や良否判定を設定し,QC工程図・QC工程表にその内容を記載し,最終的には管理すべき品質記録(管理図・チェックシート)の書式を決定します。
工程管理をここまで,明確にすると品質管理を担当する部門は,現場で記載したこの品質記録(管理図・チェックシート)を確認することで,工程管理が可能となります。
また今回紹介するQC工程図・QC工程表は改版性を高め,QC工程図・QC工程表の書式を利用して作業手順にも活用可能です。これにより,手順書の種類を削減することが可能となります。
本セミナーは40年以上の間,品質管理業務一筋の講師が経験し,開発した手法について実例を交えて紹介いたします。
是非ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。


●セミナープログラム

1.ISO/TS16949とTQMとの関係
TQMを満足すれば,ISO/TS16949,ISO9001は容易
2.ISO/TS16949と品質管理の歴史
1951年のデミング賞からの歴史
3.品質管理は長期計画が重要
開発遅延が品質を脅かす
4.QC工程図・QC工程表の作成手順
1)品質計画書による製品実現計画作成
QC工程図・QC工程表の作成は新規に生産を開始する製品に必要で,設計・試作・量産試作そして,QC工程図・QC工程表の作成になり,製品実現計画に沿った作成でなければなりません。
そのために,品質計画書の作成が必要になります。
2)FMEA
FMEA解析により,工程で管理すべき管理項目を設定する必要がありますが,管理すべき管理項目をFMEAで決定します。
例えば,印刷工程に於ける湿度の管理。
3)相関分析による管理値設定
4.2)項で印刷工程に於ける湿度の管理が決定すると,管理する値を決定するのに,相関分析を活用します。
印刷不良(ピンホールの発生,剥離等)の発生要因の1つとして多湿が上げられ,湿度と不良率の相関分析を実施し,目標の不良率を下回る管理すべき湿度を設定します。
4)QC工程図・QC工程表の作成
上記決定事項をQC工程表に記載。
5)「使用帳票名」記入
QC工程表の「使用帳票名」欄に管理すべき帳票名(○○管理図,□□チェックシート)を記載。
6)管理帳票のフォーマット決定
管理すべき帳票(管理図形式かチェックシート形式)フォーマットを作成します。
7)統計的手法の活用例紹介
1) 工程能力,不良率の推定
2) XバーR管理図の欠陥とは,その欠陥を補う
3) 計量抜取検査(JIS Z 9003/9004)の紹介
4) Excelで簡単にできる!相関分析手順紹介
5) AQLの欠陥を補う方法
 (1)JIS Z 9015(MIL STD 105D)の欠陥とは
 (2)JIS Z 9002の紹介
5.QC工程図・QC工程表作成演習
◎ 質疑応答

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