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IoT時代の製造部門の自動化のすすめ方のポイント

自動化しよう!古くて新しい自動化の基本


   

導入の目的と自動化の基本をしっかり理解できるように指導します。

講師: 竹内 均
改善技術研究所所長
ものづくり再生コンサルタント
日時: 平成28年11月25日(金) 10:00〜16:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

最近,IoTや,ロボットなどコンピューター制御による自動化が製造現場に導入されている。
しかし,実はすでに40年以上の前から使われているものが,今,あたかも新しいもののようにはやしたてられているだけなのだ。重要なのは,導入の目的と自動化の基本をしっかり理解することにある。
今回,現場改善のプロが直接皆さんにその極意を伝授する。世界中の生産現場を指導している講師が,新しい用語に惑わされない実際の生産現場の自動化の要諦をわかりやすく指導。現場力アップをはかります。


●セミナープログラム

1.なぜ自動化が必要なのか
1)より人間的であるために
2)技術と技能の違い
3)固定費の管理方法
4)自動機と自動化
5)工程をつなぐ,ものと情報をつなぐ
6)最大の目的は不良ゼロ
2.自動化に必要な基本
1)工程の4要素を理解する
2)自動化のまえにできる限りムダをとる
3)工程設計の基本
4)5Sとは
5)4定
6)仕掛りと標準手持ちのちがい
7)シーケンス回路を勉強する
3.自動化開発ステップ
1)第1次自動化 まずは,加工から
2)第2次自動化 HT,MTの構成技術(CTに合うMTで)
3)第3次自動化 運搬の自動化は取り外しから
4)第4次自動化 検査の自動化 不良が出たら止める
5)第5次自動化 無人化 不良が出る前に止める
4.モジュール別自動化のポイント 加工モジュール
1)加工モジュールとは
2)ハンドプレスは使用禁止
3)取り付けと加工ステージは分ける
4)取り付けは手動,取り出しは自動の着々化にする
5)部品も定位置で取れるようにする
6)加工条件を数値化する
7)次の工程につなぐための容器の工夫
5.NC旋盤の自動化
1)排出の定位置化(着々化)
2)製品もバイトも摩耗する(全数検査の重要性)
3)キーボードは打たない
4)エアーガンは使用しない(切粉とクーラントの関係)
5)MT÷HTが一人あたりの持ち台数
6)段取りでは調整のむだから取る
7)検査データーをデジタルでつなぐ(自動補正にする,DNCの活用)
8)本プログラムを段取り時修正しない(マクロの活用)
9)加工条件を常に更新する
10)同じ部位を他の設備で加工しない
11)次の工程とのつなぎ方
6.MCの自動化
1)ワーク取り付けの定位置化(ワーク加工原点の設定)
2)多数個加工
3)多工程加工
4)内段取りを外段取りに
5)刃物の原点だしも外段取りで
6)自動段取り
7)加工工程連結
8)ラインのインとアウトは人間。加工工程は無人化
7.研削盤の自動化
1)加工原点を設定する
2)研削取り代を最小限にする
3)着々化にする
4)研削前データーを自動入力,自動補正
5)研削盤を使用しない
8.組立モジュール
1)手動工具の洗い出し
2)ネジ締め機の自動化(同じねじ3個以上は自動化)
3)ネジ締め機の自動化(ワークとドライバーの位置関係)
4)ネジ締め機の自動化(パーツフィーダーの工夫)
5)接着の自動化(定位置定量の原則)
6)接着の自動化(シリンジ先端の管理)
7)接着の自動化(接着剤の管理)
8)組み立てラインにする
9)部品加工のデーターを組み立てに活用する
10)組み立てデーターをお客様との品質保証に活用する
11)部品配膳はAGVを活用する
9.物流現場の自動化
1)最大のムダは工程途中の停滞
2)一度つかんだら完成するまで離さない
3)インからインに流す
4)入数の自動化
5)人間の領域とAGV
6)重量物の取扱い
10.間接部門の自動化
1)確定受注生産にする
2)原料在庫,部品在庫,製品在庫
3)棚卸の小時間化
4)品質管理と品質保証
5)チェックシートの活用
6)設備メンテナンスの重要性
7)自動化は内製にする
◎ 質疑応答

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