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顧客満足度向上のための至上命題がUXである!!

エンジニアリングの神髄 UX(User Experience)入門


   

UX向上業務を実際に体験した講師がわかりやすく解説指導いたします。

講師: 坂東 大輔
坂東技術士事務所 代表
技術士(情報工学部門),通訳案内士(英語)
日時: 平成29年5月24日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

近年モノづくり界では,ユーザーエクスペリエンス(UX)というキーワードが急浮上しています。
日立製作所や東芝などの製造業大手が,UX専門の組織を立ち上げ,巷(ちまた)では「UXデザイナー」という職種の求人も増加傾向にあります。
機能や性能といった技術面が優れている工業製品やサービスであっても,UXの考慮が欠けていると顧客の不評をうけてしまいます。
顧客満足度向上の観点から,UXは生き残りのための至上命題となりつつあります。
しかし,残念ながら,日本のエンジニアにUXの思想が浸透しているとは言い難く,かつ,UXに関する知識を体系的に分かりやすく学べる教育プログラムも普及していません。
その背景として,日本国内のUXが発展途上であり,UX向上業務を実際に経験したエンジニアの絶対数が少ないことがあります。
講師は大手IT企業にてUX向上業務を実際に経験し,かつ,その経験に基づいた論文が認められて,日本国内で最難関のエンジニアの国家試験である「技術士」試験に合格した実績があります。
受講後には,エンジニアリング業務に対する人生観が根本から変わることを断言致します。


●セミナープログラム

1.UX概論
「UXとは何か?」という定義の話と近年のUX関連のトレンドを解説する。
UXの提唱者であるノーマン博士の話から始まり、先人が提唱したUX関連の学説を解説する。
2.UX向上メソッド集の紹介
ノーマン博士がUXを提唱して以来、UXを向上するための科学的なメソッドが数多く考案されてきた。
主立ったメソッドに関して解説を行う。
具体的には、以下のメソッドを扱う予定である。(一部、簡単な実習あり)
ペルソナ/シナリオ法、エスノグラフィ、ユーザビリティ・テスティング、A/Bテスト、プロトタイピング、アンケート、インタビュー、ストーリーボード、ストーリーテリング、ヒューリスティック評価、レビュー
3.UXに重点を置いた設計開発及び品質評価のプロセス
自分が担当している製品やサービスの設計開発ならびに品質評価の際に、UX向上を計ることが出来るプロセスについて解説する。
講師が実際に経験したUX向上業務に基づく内容である。
以下の流れで講義を進める。
・本講義の前提となる議論(ソフトウェア工学の考え方、ユーザーVSエンジニアの思考回路の差異など)を行う。
・ユースケースの洗い出し、チェックリストの作成、UX品質の評価、設計へのフィードバックといった一連の流れを解説する。
・ユースケースの考え方を直感的に理解できる実習を体験して頂く。
4.UX向上に資するUI設計
UXを決定づける重大な要素であるUI設計について解説すると共に、受講者自身でUIのプロトタイプを実習形式で作成して頂く。
以下の流れで講義を進める。
・UX低下を誘発するタブー(アンチパターン)、UIガイドライン等のUIデザインの基礎知識を解説する。
・自分の手で「UXスケッチ」を作ってみるという実習を行う。
5.UXに関連する諸分野
UXは極めて学際的な研究対象であり、UXが関係する対象分野は多岐にわたる。
21世紀のエンジニアは、科学技術のみならず、多種多様な分野を修める必要がある。
特に、日本のエンジニアの弱点とも言える「技術をビジネスにどうつなげるか?」についてUXの観点から論じる。
時間が許す限り、下記の分野について言及する。
(教養、芸術、スポーツ、経営学、心理学、哲学、文化人類学、人間工学、感性工学、HCD、知識管理、脳科学、品質工学、インタラクション・デザイン、ビジネス[経営戦略、マーケティング、海外展開、宣伝PR])
更に、時間が許せば、講師自身の幅広い実体験に基づく、教科書では決して学べない「UXの実像」を披露する。
6.まとめ
◎質疑応答

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