IoTの全体像を知りたい。今後どのような製品やサービスが求められるか知りたい。
開発の方向性を決めたいという方々に最適のセミナーです。
講師: |
菊地 孝仁 氏
匠習作技術士事務所所長
技術士:機械部門,総合技術監理部門
東京都医工連携HUB機構コーディネーター |
日時: |
平成29年3月21日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
<セミナーの特徴>
工業先進国でIoTに対応できているのは,アメリカ,ドイツ,日本だけ。
韓国や中国はIoTへの対応は遅れている,それは安い人件費が原因。
このセミナーでは,ドイツやアメリカの事例を紹介しつつ,IoTの本質を説明。
今後の方向に関して全ての産業にヒントを与えることを目的にしている。
製造業に限らず,サービス業,IT産業などの方々もご受講下さい。
<他の講師と違う点>
今は,人工知能がブームになっています。しかし,私は,医療機器の製造に携わり始めた平成6年ごろから,センサーやFAを使った工場の自動化を行ってきました。小規模の会社でしたので開発予算はほとんど無し,全て自分で失敗を繰り返しながら自動化を進めた経験は豊富です。IoT理論と製造現場の現実を知る,数少ないコンサルタント。
- 受講者のメリット
- 【短期的メリット】
- IoTの全体像を理解できる
- 海外の成功事例を参考にできる
- 自社の強み弱みを理解できる
- 【長期的メリット】
- 社内でのイノベーションを活性化
- 新たな事業分野への進出
- 価格競争に巻き込まれにくい製品を作ることができる
●セミナープログラム
- ステップ1:IoTの本質を知る
- IoTは1999年にケビン・アシュトン氏が提唱した。それは全く新しい概念ではなく,その前に「M 2 M」(Machine to Machine),「M 2 P」(Machine to Person)があった。
- IoTは,それらを総合的に含んで広くまとめた概念。
- ステップ2:ドイツの動き
- ドイツはスマート家電・インターネット家電の開発が進められている。
- 誤解されているが,ドイツでは全自動無人化工場を目標にしているのではない。
- SiemensはVPP(バーチャル・パワープラント:仮想発電所)構想を進めている。
- また,移民が多いドイツでは移民に対する学校教育サービスにIoTを使い始めている。
- ステップ3:アメリカの動き
- 自動車の配車サービスを展開するUber,オープンイノベーション。
- GEはIndustrial Internet構想を掲げ,自社のビジネスモデル革新を進めている。
- アメリカの狙いはプラットフォームの制覇。
- ステップ4:日本はどうするべきか
- 日本では今のところ製造業の対応が遅れている。それはドイツやアメリカより自動化が進んでいたから。しかし,工場単独の自動化とIoTの構想は規模が違う。
- 日本はインフラ産業や素材産業が強い,これを活かさないのは間違い。
- ステップ5:イノベーションを起こすには
- イノベーションには2種類ある。
- 技術的イノベーションと非技術的イノベーション。
- IoTは,どちらのイノベーションにも有効な方法を与える。
- ステップ6:日本には大きなチャンス
- 日本では現在,労働生産人口の減少が続いている。IoTを使った製品やサービスにとってこの人口減少は大きなチャンスになる。これは日本だけに与えられた大きなチャンス。
- ◎ 質疑応答
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