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残業を減らし,年労働時間を縮め,生産性を向上する

設計・開発業務で働き方改革の上手な進め方
〜効率・能率面からの業務改革取組み法と具体例〜


   

層別の現状実態と問題点と改善必要点を指摘,改革取組み法を指導します。

講師: 伊豫部将三
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表
日時: 平成30年7月11日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

1990年代のバブル崩壊後およびリーマンショック以後の多くの有力日本企業の海外進出と共に主に先進国に於ける日系企業で働く現地社員から指摘されている日本企業特有の働き方(業務効率・能率の低さ)面から国際競争力を更に高める上で,元となる日本国内での働き方改革の見直しが急務となっている共通の現状実態があります。特に日本企業では共通して業務全般に渡り手戻り・後処理作業などの多い事が,この指摘を受ける直接原因と理解する事が大切です。
本セミナーでは,生産性を維持・向上しながら残業を減らし年労働時間を如何に縮めるかを,開発・設計業務面から取組む場合の見直し方法を現状実態面から具体的作業テーマ毎に判り易く解説・ご紹介致します。
現状開発・設計部門では,各社共通する投入時間中約15%前後の「価値形成業務」,10%前後の「基盤整備業務」,30%前後を占める「手戻り・後処理業務」,45%前後を占める「補助業務(技術雑務)」の4業務からそれぞれ代表的な時間上位10テーマをピックアップし,計40テーマで部課長管理者層,チームリーダー層,ベテラン層,新人層,協力者層別に現状実態と問題点と改善必要点を簡潔にまとめ,効率・能率面から必要な新たな開発・設計改革取組み(アプローチ)法を具体的にご紹介しながら解説致します。

●セミナーのポイント
  1. 「開発・設計業務の現状詳細実態把握と問題点分析方法」
  2. 「業務時間で何処の作業テーマを減らし,何処の作業テーマを増やすかの見極め法」
  3. 「現状開発・設計業務効率が中々上らないのは何故か,これを改善する方法は」
  4. 「何故手戻り・手直し・後始末作業が多いのか,これを減らす方法は」
  5. 「何故製造クレーム,市場クレームが多いのか,これを減らす方法は」
  6. 「何故検図時間,手直し時間に多く掛るのか,これを減らす方法は」
  7. 「個別の開発・設計テーマの取組み時間を減らす方法は」
  8. 「見別テーマの裏付け検証時間を減らす方法は」
  9. 「市場の納期短縮要求に応えながら残業を減らして開発・設計へ取組む方法は」
  10. 「更に業務効率・能率を高める上で今後のコンピュータ化をどう進めるべきか」
●セミナー参加対象者
製造業の研究・開発・設計・実験技術部門,生産技術部門,工程管理部門,品質管理部門,営業技術部門,調達・購買部門,保守・サービス技術部門所属の部課長管理者層,チームリーダー層,ベテラン層が主な対象となります。

●セミナープログラム

(1)「価値形成業務(投入時間15%前後)」面の改革取組み(アプローチ)法
  1. 「デザイン検討および構想図作成」作業の改革法
  2. 「個別ユニット・モジュール・部品デザイン検討」作業の改革法
  3. 「作業指示書および指示のための資料作成・持ち帰り設計と打合せ」作業の改革法
  4. 「取説原稿(オペレーティングマニアル・メンテナンスマニアル・トラブルシューティング類)」作業の改革法
  5. 「仕様変更による先行手配(4%)」作業の改革法含む上位10テーマを階層別に説明
(2)「基盤整備業務(投入時間10%前後)」面の改革取組み(アプローチ)法
  1. 「設計・製図・試験の事前・途中指導」作業の改革法
  2. 「WG活動」作業の改革法
  3. 「加工・組立の事前・途中指導」作業の改革法
  4. 「展示会対応」作業の改革法
  5. 「研修・展示会見学」作業の改革法含む上位10テーマを階層別に説明
(3)「手戻り・後処理業務(投入時間30%前後)」面の改革取組み(アプローチ)法
  1. 「部下・同僚・外注設計作成図書(ドキュメント)の事後検図,出図前の点検・確認」作業の改革法
  2. 「客先クレーム処理」作業の改革法
  3. 「検図による図面修正,手戻り,手直し」作業の改革法
  4. 「設計仕様・設計内容事後チェック」作業の改革法
  5. 「現場からのクレーム処理」作業の改革法含む上位10テーマを階層別に説明
(4)「補助業務(技術雑務)(投入時間45%前後)」面の改革取組み(アプローチ)法
  1. 「部品図製図」作業の改革法
  2. 「CODEチェックと振当てチェック」作業の改革法
  3. 「仕様図・基礎図作成」作業の改革法
  4. 「業務外(朝礼・組合活動・診療所・私用外出・トイレ・喫煙休憩・等)」作業の改革法
  5. 「図面改訂(送付状作成)作業」作業の改革法含む上位10テーマを階層別に説明
◎ 質疑応答およびコンサルテーション

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