|
|
AIを利用したシステムの提供と利用,IoTの利用契約からデータの業務活用の留意点まで,法的問題をくわしく解説します!
講師: |
影島広泰 氏
牛島総合法律事務所 パートナー弁護士 |
日時: |
平成30年11月29日(木) 10:00〜16:00
1日集中講座
|
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
ITベンダが,AIを利用したシステムや機器を開発・提供する場面や,IoT(Internet of Things)機器を提供する場面はもちろん,一般企業がAIサービスを業務で利用する際の契約のポイントや,リスクの考え方を解説します。
- 【本セミナーでの習得知識】
- AIやデータ提供の契約のポイント,個人情報保護法等の規制法との関係,
知的財産権の考え方
- 【受講対象者】
- AIやIoT機器,データ提供に関係する企業の契約・リスク管理のご担当者
●セミナープログラム
- 1.AIの業務活用における法的留意点
- (1)「AI」とは?
- ・「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」がいう,
演繹的な開発と,帰納的な開発の違い
- ・「生データ」,「学習用データセット」,「学習済みモデル」,
「AI生成物」とは
- (2)AIを利用したソフトウェア開発のポイント
- ・ガイドラインがいう特徴
- ・損害賠償請求が困難である理由
- ・学習済みモデルを作成する契約のリスク
- ・学習済みモデルを利用したサービスのリスクと契約のポイント
- (3)個人情報保護法との関係
- [1]教師用データとして利用するケース
- [2]AIを活用したサービスを導入し,データをAIに処理させるケース
- ・本人の同意は必要なのか?
- ・プライバシーポリシーの利用目的はどのようにすべきか
- ・ベンダが学習済みモデルを利用するケース
- (4)著作権法との関係
- ・インターネット上の情報を,勝手に学習用データセットとして
利用して良いのか
- (5)AIによる行為と不法行為の成否
- ・AIにより不法行為が発生した場合,会社は賠償義務を負うのか
- ・部品として組み込んだ場合の製造物責任の問題
(部品をめぐる米国での訴訟の実例)
- (6)AIをめぐる知的財産権
- ・法的に保護されるものと保護されないもの
- (7)FinTech分野の留意点
- ・AIを活用したFinTechサービスを提供する際の法的留意点
- (8)RPA(ロボットによる業務自動化)のポイント
- ・導入の効果と内部統制との関係
- (9)契約書レビューのポイント
- ・AIのサービスを導入する際の契約書のレビューのポイント
- ・「AI・データの利用に関する契約ガイドライン(案)」に
基づいた留意点
- 2.自社が保有するデータを活用するビジネスの留意点
- (1)個人情報保護法の規制
- ・規制の対象となる「個人情報」,「個人データ」とは
- ・本人の同意が必要な第三者提供とは
- ・統計処理と個人情報保護法
- ・匿名加工情報を利用してビジネスを行う際のポイント
- (2)世界中からデータを収集する際のポイント(EUのGDPR等)
- (3)改正不正競争防止法案の「限定提供データ」
- ・概念の整理
- ・「限定提供データ」を活用できる場合とは
- (4)データの利用に関する契約の留意点
- ・データは誰の者か
- ・データ提供契約の契約書レビューのポイント
- 3.IoTにおける法的留意点
- (1)情報セキュリティについての法的責任
- ・IoTにより情報セキュリティ・インシデントが発生した実例
- ・裁判例から見る,法的義務としての情報セキュリティの義務
- ・総務省/経済産業省「IoTセキュリティガイドライン」
- ・経済産業省「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」
- (2)機器の提供について押さえておくべき法的規制
- ・電気通信事業法
- ・ドローンに対する規制
- ・デバイスの安全性についての規制(電気用品安全法等)
- (3)組込型ソフトウェアのライセンス
(主として機器・サービス提供側の問題)
- ・オープン・ソース(OSS)のライセンスの注意点
- ・組込ライブラリとSDKのライセンス
- (4)契約・約款のレビューのポイント
- ・脆弱性に対する対応の条項等
- ・SLA
- ◎ 質疑応答
|