品質保証および工程管理の仕組みづくりの考え方を整理し,演習で理解を深める
講師: |
倉田義信 氏
くらたマネジメント研究所 所長 |
日時: |
2019年11月28日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
|
受講料: |
43,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
モノづくりの環境も大きく変化し,現場作業者の高年齢化,モノづくり経験の無い新入社員や外国人を始めとする非正規社員の急激な増加に伴い,現場作業者の能力格差が拡大しています。そのため,「QC工程表」や「作業標準書」を活用した作業者育成を展開し,生産ラインの管理レベルを維持・向上する取り組みが急務となっています。
ところが,このような変化に対応する「QC工程表」や「作業標準書」を展開できていないばかりに製品の出来がバラツキ,品質不良を発生する例が後を絶ちません。多様な労働環境を前提とした,新たな生産現場づくりにつながる「QC工程表」および「作業標準書」の導入が必須であり,そのための考え方や活用方法の見直しが求められています。
本講座は,前半で品質保証および工程管理の仕組みづくりの考え方を整理し,「QC工程表」および「作業標準書」を活用するための生産組織と,管理者・監督者のあるべき姿を解説。それを踏まえ,新たな現場ニーズに対応したツールの作成方法や,これらを用いた品質不良の未然防止活動に加え,人材育成およびスキル継承の進め方を,教材を用いた演習を通じて解説します。
「QC工程表」と「作業標準書」の今後のあり方と新たな可能性を見出せる構成としています。
●セミナープログラム
- 1.不良を出さない品質保証体制(TQMの基礎)
- 1)工程管理の基礎
- 2)現場の品質保証の考え方
- 3)工程管理の仕組みづくりの考え方
- 2.「QC工程表」の理解
- 1)「QC工程表」の基本構成
- 2)「QC工程表」記載項目の見方
- 3.「QC工程表」の作成
- 1)「QC工程表」の作成の手順
- 2)「工程記号」と「工程図」(流れ図)
- 3)管理点と管理方法の考え方
- ISOの要求事項でもあることより,管理点や管理方法の標準化で完成度を向上
- 4)工程保証の定義
- 「出来栄え管理」でなく,製品を造る「プロセス保証」に主眼を置き,「自工程完結」を折込んだ品質不良の未然防止への取組みを提案
- 4.QC工程表作成に必要な基礎知識
- 1)QAマトリックスによる未然防止の検証
- QAマトリックスを現場の眼で評価し,ヒューマンエラーの未然防止を要領書に折込む
- 2)作業要領書作成とその運用
- 3)効果的な仕事の教え方
- 教えられる側の立場での「仕事の教え方」を基本とした指導法を習得し,作業者への気付きとヤル気を醸成する
- 5.演習:QC工程表を作成
- 1)演習課題のQC工程表・作業要領書を作成
- 2)作成した作業要領書を用いて指導法を実践
- 身近な現物教材を使ったロールプレイによる実践的な演習で「指導法」を体験習得
- ◎ 質疑応答&個別相談
|