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樹脂製品の構造設計者 必見!

設計者が公差設計で失敗する本当の理由


   
講師: 中出 義幸
Nakadeメソッド研究所 代表
日時: 2021年5月25日(火)10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

樹脂製品の設計において、設計の詰めを行うべき公差設計で失敗するケースが絶えません。その結果、金型改造など土壇場で設計の手戻りが発生しています。本来、設計者が、「ものづくり」を正しく理解して設計をすることで、設計完成度を高めることができるのですが、現実には多くの設計者が、「公差設計とものづくりの関係」を十分に理解しないまま設計を行っています。

公差計算をものづくりのバラツキ値を正しく把握せずに確率法で行うのは間違いです。設計要求値とバラツキ値は、車の両輪の働きをなすものであり、設計者として身につけなければならない「ものづくり」の本質を理解して公差設計を進めなくてはなりません。

そこで、設計者のスキルアップに直結する構造設計について、詳しく解説するセミナーを開催いたします。
本セミナーでは、
(1)公差値はどのようにして決まるのか
(2)確率法の適用条件
(3)製品設計に必要な設計基準の決め方
(4)金型構造、樹脂成形、材料特性を理解することの大切さ、
について設計経験が豊富な講師が解説します。

受講対象:
  • 構造設計を担当する初心〜中堅技術者
  • 品質管理者、製造技術者

●セミナープログラム

1.はじめに
1-1. 確率法で公差設計はするな!
1-2. ゼロ・ディフェクト思考
1-3. 公差設計の現状
2.現状の課題とセミナーのねらい
2-1. 現状の課題
2-2. セミナーのねらい
3.公差設計と公差解析
3-1. 公差概論
3-2. 公差解析の必要性
3-3. 公差の種類
3-4. 公差のJIS規格
3-5. 形状公差:幾何公差記号
3-6. サイズ公差と幾何公差の違い
3-7. 公差解析法
3-8. 公差解析の計算例
3-9. 確率法の成立要件
(理解度チェック)
4.公差を決める設計プロセス
4-1. 構想設計〜金型〜成形、製品完成まで
4-2. モノ造りでのバラツキの配慮
4-3. 樹脂の成形収縮率
4-4. 公差設計での樹脂の使いこなし!
(理解度チェック)
5.金型構造と射出成形機
5-1.金型の基本構造
5-2.樹脂射出成形プロセス
5-3.射出成形金型の基本機能
6.樹脂成形での配慮すべき公差設計のポイント
6-1. 成形不具合とその対策形状
6-2. 公差を考慮した樹脂別推奨肉厚
6-3. 公差上配慮すべき金型設計内容
6-4. 設計者が一番知りたいこと!!!
   公差値設定のポイント!
(理解度チェック)
7.公差設計の勘所!…演習あり
  公差解析は、積上げ公差で行え!
  K・S・D(経験とセンスと度胸)が大事!
  設計者として押さえておきたいノウハウと事例!
7-1. プッシュボタン構造設計
7-2. プリント基板の位置決め設計
7-3. 樹脂筐体にブラケット固定設計
7-4. プッシュ操作スイッチ構造設計
(理解度チェック)
8.公差設計実践!
2Stepの勧め
9.おわりに
講師から設計者への手紙!

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