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医療に対する信頼を回復し,利益指向に基づく経営体質に革新する

医業経営革新マニアル


   
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CD-ROM版
定価:40,500円(消費税込)+送料

くるみ製本CD-ROM版+くるみ製本もあります。

◎編著
 鈴木久夫
 品質経営技術研究所所長

●必要な頁がすぐ検索できる。CD-ROMに含まれる文書ファイル(PDF・アクロバット 形式)は,著作権上直接書き替えはできません。

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編著者のことば

筆者は30数年間,経営コンサルタントとして多くの民間企業や医療機関などの経営指導を経験し,その中でとくに医療機関に対しては,利益指向の経営体質に脱皮するように,改善・改革の重要性を唱えている。「高品質の医療サービスを提供して利益を上げ,その分を患者や職員に還元する」と言う方針へと,逆転の発想をすべきだと強調している。おかげで筆者の指導病院では,理事長や病院長をはじめ,管理職や職員の一人ひとりが積極的に意識を変え,体質革新を推進しているところが多い。
そのための提言として,『医業経営革新マニアル』と題し,本マニアルを執筆し編集をしたのである。理事長や病院長等の経営トップはもちろんのこと,管理職や全職員の方々が,『すべてを患者さまのために!』をモットーにして,民間企業以上に経営体質革新を推進することにより,必ずよい成果や効果を上げることができることを確信する。
本マニアルでは,経営体質革新のシステム化と実践ポイントを中心に記述し,さらに,全病院的なシステム化のあり方や,理事長や病院長などの経営トップの立ち場において実践しなければならない経営体質革新のポイント,管理職の立場における経営体質革新のポイント,職員の立場における経営体質革新のポイントに分け,さらに各立場ですぐにも活用できるチェック・シート,ワーク・シートをツール集(150)として編集してある。
第I部 医療機関の経営環境の変革と経営革新の必要性
総論として,医療機関の置かれている現状を明らかにし,経営体質革新の必要性と取り組むべき経営手法について,そのポイントを述べている。

第II部 経営体質革新のためのシステム
全病院的な発想で,医療機関としてどのような「経営体質革新のためのシステム」を確立したらよいか,具体的なシステム化のポイントを述べている。

第III部 理事長・病院長等の経営革新のためのシステム
理事長や病院長等の経営トップの立場で,第U部で構築したシステムを,どのように確立すべきか,また,経営センスをどのように磨くべきかなど,そのポイントを具体的に述べている。

第IV部 管理職の管理能力革新のためのシステム
管理職の立場で,第U部で構築したシステムの実践と,管理能力を革新するためのシステム化作りについて,そのポイントを具体的に述べている。

第V部 職員の能力開発と革新のためのシステム
第II部で構築した経営体質革新のシステムを,どのように実践するかは,医療現場で働く職員の能力と取り組み方で成果や効果が決まってくる。そこで,職員の立場やレベルでの取り組み方や能力開発のあり方など,そのポイントを具体的に述べている。

第VI部 医業経営革新のための実用チェック・シート,ワーク・シート(ツール)集
各部の附属資料として,経営体質を革新するために,活用できる`ェック・シート,ワーク・シートを,ツール集として設計し150頁添付し,すぐにも役立てることがで きるようにしている。


ページ見本

目  次

第I部 医療機関の経営環境の変化と経営革新の必要性

1.医療機関の経営環境は変革する
  1. 医療機関の経営環境は大きく変わった
  2. 赤字病院がますます増加する
  3. 多発する医療事故と院内感染
  4. 医療機関は患者から選ばれる時代である
2.医療機関が取り組むべき経営革新
  1. 医療機関に経営革新がなぜ必要か
  2. 取り組むべき経営革新の内容
  3. 民間企業の経営革新手法に学ぶ
第II部 経営体質革新のためのシステム

1.経営診断による問題点の抽出と革新項目の選択
  1. 外部環境(機会・脅威)を分析する
  2. 経営体質診断による問題点(強み・弱み)の抽出と革新項目の選択
  3. 第三者機関による診断・診査・評価を受ける
  4. 理事長・病院長・理事等の経営力診断による問題点を把握する
  5. 管理職診断で管理能力の問題点を把握する
  6. 職員診断で能力開発の問題点を把握する
2.経営組織体制の確立(経営組織図と人員配置図の明確化)

3.経営理念と経営方針の確立
  1. 経営理念を確立する
  2. 事業方針(経営方針)を明確化する
4.事業計画(経営計画)と方針・目標管理システムの確立
  1. 事業計画(経営計画)を具体的に設定する
  2. 方針・目標管理システムの構築で達成感を味わう
5.医療サービスにおける品質保証体制の確立
  1. 医療機関はサービス業である
  2. 医療サービスの品質は患者が決める
  3. QM思想で経営体質を革新する
  4. グローバル・スタンダード(ISO)による経営体質の革新
6.医療サービスにおける患者満足度経営の確立
  1. 医療サービスのマーケティング体制を確立する
  2. 患者が満足する経営を確立する
  3. 職員が満足する魅力的な病院づくり
7.5S運動で院内と職場の環境革新の仕組みづくり
  1. 5Sは職員の人質のバロメーター
  2. 5Sで職員の自己革新を促進する
  3. 躾で5Sの定着化を図る
8.医療事故の予防と危機管理体制づくり
  1. 医療事故の予防と危機管理のあり方
  2. 危機管理体制づくりの実際
9.病院内の人材(財)開発システムの構築
  1. 人材(財)開発計画の重要性と体系
  2. 能力開発ニーズの把握と開発手順
第III部 理事長・病院長等の経営革新のためのシステム

1.理事長・病院長・理事等の経営力に問題はないか
  1. トップ・マネジメントのあり方
  2. 経営トップに課される責任
  3. 病院経営者に問われる条件
2.体質革新を成し遂げる経営トップの使命と役割
  1. 経営トップが身につけるべき重要な使命
  2. 経営トップが担うべき役割
3.経営体質革新システムの構築と推進
  1. 経営組織体制を確立し,全職員へ周知徹底させる
  2. 経営理念と経営方針を策定し,全職員へ周知徹底させる
  3. 事業計画(経営計画)の設定と方針・目標管理の全職員へ周知徹底を図る
  4. 医療サービスの品質保証体制を構築し,全職員へ周知徹底させる
  5. 患者満足度経営を実践し,全職員に周知徹底させる
  6. 5S運動で院内と職場の革新を図る
  7. 医療事故と院内感染を撲滅するための危機管理体制を構築し促進する
  8. 病院内の人材開発システムの構築と実践
  9. 財務諸表およびコストダウンについて
第IV部 管理職の管理能力革新のためのシステム

1.管理職の管理能力に問題はないか
  1. 管理能力チェック・ポイントによる診断から問題点を探る
  2. リーダーシップ・サーベイによる診断から問題点を把握する
  3. 職場士気調査から問題点を把握する
2.管理職としての使命・役割の再認識

3.管理職としての体質革新システムの実践
  1. 経営組織体制の部下への周知徹底を図る
  2. 経営理念と経営方針の部下への周知徹底を図る
  3. 部門計画の設定と方針・目標管理システムを実践する
  4. 医療サービスの品質保証体制を部下職員へ周知徹底させる
  5. 患者満足度経営を実践し,部下職員に周知徹底を図る
  6. 5S運動を部下職員に実践させ,院内と職場の革新を図る
  7. 危機管理体制を実践し,医療事故と院内感染を撲滅する
  8. 病院内の人材開発システムを実践する
第V部 職員の能力開発と革新のためのシステム

1.職員診断による能力開発の問題点の把握

2.職員が果たすべき使命・役割を再認識する

3.職員としての経営体質革新システムの実践
  1. 経営組織体制と経営理念を理解し認識する
  2. 職員の基本姿勢を身につける
  3. 方針・目標管理システムを理解し認識して実践する
  4. 医療サービスにおける品質保証体制の実践
  5. 医療サービスにおける患者満足度経営の実践
  6. 5S運動で院内と職場革新の実践
  7. 安全管理と危機管理システムの実践
  8. 人材開発と教育研修システムへの積極的な参加
第VI部 医業経営革新のための実用チェック・リスト,ワーク・シート集(約150枚)


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