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化学物質規制の国際的動向とREACH規則への具体的対応!

REACH規則対応便覧


   

REACHへの登録・評価・認可・制限がすべてわかる!!
成形品ガイダンスとREACH規則簡易診断付き!!

新刊好評発売中!
A4判・約100頁・くるみ製本
定価:9,900円(消費税込)+送料

CD-ROM版 、CD-ROM版+くるみ製本もあります。

◎編著:荒野楓 氏
     (有)荒野技研代表
     技術士 機械部門,総合技術監理部門

●必要な頁がすぐ検索できる。CD-ROMに含まれる文書ファイル(PDF・アクロバット形式)は,著作権上直接書き替えはできません。


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おすすめの言葉

表紙
持続可能型社会の三要素は,(1)低炭素型社会,(2)循環型社会,(3)安全・安心型社会の3つだと筆者は考える。この中で,安全安心型社会とは,食の安全にはじまり,ヒト健康・環境影響問題は最も身近かな切実な問題である。そしてこの根源あるのが化学物質のリスク管理の問題である。
近年,この化学物質管理に関する規制が,EU規制から全世界に発信され,産業界に大激震をもたらしている。たしかに,EU指令が先頭をきっているが,この問題は,1992年のリオ宣言に端を発し,2002年のヨハネスブルグ宣言の長期的行動計画が源となっている。
従って,これら一連の化学物質管理強化の流れを,今後も含めて適切に対処するためには,この歴史的流れの中で理解する必要がある。
今回,取り上げるREACH規則の問題も,この流れを理解した上で,はじめて適切な,効率的な対応が可能となると考えられる。
今回の主対象は,REACH規則への対応であるが,この規則の運用は,運用開始が2008年6月1日であり,詳細なことはまだ,明らかになっていない面がある。しかし,始まったばかりとはいえ,現有化学物質の予備登録の期限は,2008年11月30日というタイトなもので一刻の紆余もないものもある。
いま,各中小企業が,特に悩んでいるテーマは,単なる化学物質単独の問題だけではなく成形品に関する部分であり,この点の解説書が最近EU本部から公開された。今回はこの悩ましい成形品についてのガイダンスについてもその要点を記述している。さらに期限が迫っている予備登録問題とREACH規則に関する簡易診断も付け加えている。多少なりともお役に立てば幸甚である。
荒野技研 荒野楓



ページ見本

内容項目

序章


第1章 企業と環境活動
第1節 企業の環境活動の変遷
第2節 企業経営に関する制約
第3節 持続可能型社会の構築


第2章 化学物質規制の国内外の動向
第1節 国内の動向
第2節 海外の動向


第3章 化学物質規制の潮流
第1節 化学物質規制の4つの流れ
第2節 製品環境ポリシーと製品化学物質規制
第3節 環境政策の考え方


第4章 具体的な個別規制
第1節 各国の分野別,国別規制
第2節 近年の代表的EU規制の特性比較
第3節 化学物質届出制度の国際比較
第4節 化学物質分野の未来シナリオ


第5章 REACH規制とは
第1節 化学物質管理の必要性
第2節 REACHとは
第3節 REACHの主要素
第4節 REACHの特徴
第5節 REACH採択の経緯
第6節 REACH施工後のスケジュール


第6章 REACHへの対応 I 登録
第1節 登録とは
第2節 登録の要件
第3節 登録する登録対象者
第4節 登録対象物質
第5節 登録の免除・除外物質
第6節 登録スケジュール
第7節 登録に必要情報
第8節 登録の流れ
第9節 登録にかかる費用


第7章 REACHへの対応 II 評価
第1節 評価の目的
第2節 評価の対象
第3節 登録一式文書の点検
第4節 試験提案の審査
第5節 物質の評価
第6節 EUローリングアクションプラン


第8章 REACHへの対応 III 認可
第1節 認可の目的
第2節 認可の仕組み
第3節 認可の対象物質
第4節 認可の適用除外
第5節 認可の流れ
第6節 認可申請のタイミング
第7節 認可保有者・川上ユーザの義務


第9章 REACHへの対応 IV 制限
第1節 制限の目的
第2節 制限の仕組み
第3節 制限対象物質


第10章 情報の伝達と運用
第1節 サプライチェーンでの情報伝達
第2節 川上企業の義務
第3節 川下企業の義務
第4節 安全性データシート
第5節 化学物質安全性報告書
第6節 暴露シナリオ
第7節 分類と表示
第8節 REACHのためのITツール


第11章 成形品に含まれる物質に関する要求事項
第1節 ガイダンス文書の目的
第2節 REACHにおける成形品中の物質に対する要求
第3節 制限
第4節 REACHにおけるスケジュール
第5節 包装及び容器
第6節 証拠書類
第7節 REACHでの成形品の判定
第8節 サプライチェーンによる情報
第9節 成形品から意図的に放出される物質
第10節 候補リストの高懸念物質に関する成形品の届出と情報提供


第12章 REACH予備登録の実践
第1節 予備登録制度の活用
第2節 予備登録のために提出する書類
第3節 予備登録のメリット
第4節 予備登録を行わない場合
第5節 予備登録のデータの活用
第6節 予備登録すべき物資特定方法
第7節 予備登録の実務
第8節 2008年12月1日以降に予備登録は可能か


第13章 アーティクルマネジメント協議会
第1節 アーティクルマネジメント協議会JAMPとは
第2節 JAMP設立の背景
第3節 JAMPの組織とミッション
第4節 サプライチェーンにおける製品含有化学物質情報の流れ
第5節 JAMPの活動内容


第14章 中小企業向けREACH簡易診断
第1節 REACH規則への対応の必要性診断フロー
第2節 物質/調剤製造又は販売する事業者の診断フロー
第3節 成形品の製造又は販売する事業者の診断フロー
第15章 REACH関連ウェブサイト

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