1978年に京都大学(院)工学研究科修士課程を修了し，警察庁入庁。警察情報通信研究センター所長を退職後に技術士資格(電気電子部門)を取得して，2015年に技術士事務所を開業。警察では，宮崎，茨城，宮城，福岡，愛知，神奈川各県の情報通信部長として，土木や建築を含む警察情報通信システムの整備事業（数百件）を全て，「デザイン思考」が欠かせない「性能発注方式」で実施し完遂した。
中でも，1996年に実施した「宮崎県警察本部ヘリコプターTVシステム新規整備事業」は，戦後の我が国で初となる「性能発注方式」で成功した事業である。

【本セミナー関連の著作】

• 公共事業における性能発注〜技術士が「公益確保の責務」を果たす切札，月刊『技術士』2020年10月号
• イノベーションに不可欠な発注者エンジニアリング，警察政策学会資料第99号，2018年
• 警察情報通信の発注者エンジニアリング〜ターゲット発見システムの実現に向けて，『警察政策』第19巻，2017年