事業継続緊急事態は突然発生します。有効な手を打つことができなければ、特に中小企業は、経営基盤の脆弱なため、廃業のリスクがあります。また、事業を縮小し解雇しなければならない状況も考えられます。 緊急時に倒産や事業縮小を余儀なくされないためには、平常時から事業継続計画を周到に準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧を図ることが重要となります。こうした企業は、顧客の信用を維持し、ステークホルダーから高い評価を受けることとなり、企業価値の維持・向上につながるのです。 この国際規格がISO22301です。
【BCP】 事業の業務の中断・阻害に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く文書化された手順(ISO22301:2012より)
【BCM】 組織の潜在的な脅威、及びそれが顕在化した場合に引き起こされる可能性がある事業活動への影響を特定し、主要なステークホルダーの利益、組織の評判、ブランド、及び価値創造の活動を保護する効果的な対応のための能力を備え、組織のレジ離縁素を構築するための枠組みを提供する包括的なマネジメントプロセス。(ISO22301:2012より)
【BCMS】 マネジメントシステムの全体の中で、事業継続の確立、導入、運用、監視、レビュー、維持及び改善を担う部分。(ISO22301:2012より)
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