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2025.04【特集記事】 SIP(戦略的イノベーション創造計画)に
第3章 RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)資格試験 | |
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RCCM(Registered Civil engineering Consulting Manager:シビルコンサルティングマネージャ)とは、設計業務共通仕様書等において規定されている管理技術者、照査技術者または業務担当者として、業務の適正な執行を管理、業務成果の照査、および業務に関する技術上の事項の処理の任にあたる者です。 1. 河川、砂防及び海岸・海洋 2. 港湾及び空港 3. 電力土木 4. 道路 5. 鉄道 6. 上水道及び工業用水道 7. 下水道 8. 農業土木 9. 森林土木 10. 造園 11. 都市計画及び地方計画 12. 地質 13. 土質及び基礎 14. 鋼構造及びコンクリート 15. トンネル 16. 施工計画、施工設備及び積算 17. 建設環境 18. 機械 19. 水産土木 20. 電気電子 21. 廃棄物 22. 建設情報 1.背景と目的平成3年度に建設省(現・国土交通省)の重点施策として、高度で良質な社会資本を整備するための建設コンサルタント業務実施において、「技術水準の確保」、「責任技術者の確保」等の課題から、同業務に係る管理技術者や責任技術者の育成と技術力を客観的且つ、的確に評価できる資格の創設が急務でありました。 このような背景から、建設コンサルタント等業務に係わる責任ある技術者として、管理あるいは照査の責任者となる「シビル コンサルティング マネージャ(Registered Civil Engineering Consulting Manager、以下「RCCM」という)」は、建設コンサルタント等業務の円滑かつ的確な実施に資するとともに、優秀な技術者が積極的に活用されることによって、建設コンサルタントの技術力の向上が図られることを期すことを目的に創設されたものであります。 そして、平成7年9月の「公共土木設計業務等標準委託契約約款」および同「共通仕様書」の改訂に伴い、RCCMが「管理技術者」および「照査技術者」として明確に位置づけられ、平成22年にはRCCM資格制度が改定され、国土交通省に建設コンサルタント登録した会社に勤務していることが要件から外され、指導を受ける「技術管理者」または「技術士」が不要となり、 現在は任意に登録申請が行える資格となりました。 2.役割と技術力「RCCM」の役割は、設計業務共通仕様書等(国土交通省等)において規定されている管理技術者、照査技術者又は業務担当者として、業務の適正な執行を管理、業務成果の照査、および業務に関する技術上の事項の処理の任にあたるものです。 「RCCM」に要求される能力は、設計業務の特質を理解し円滑、適正に業務を進めるための技術管理能力と当該専門分野の技術力であります。 したがって、「RCCM」には継続的に自己研鑽に励み、自らの能力を維持向上させる責務があることから、平成22年度より「RCCM」資格を更新する際にはCPD(継続教育)制度を活用して所定のCPD単位を取得することが義務付けられております。 ※「有効期限切れ後の登録」「合格後4年経過後の登録」の際も同様 3.活用RCCM資格の活用は、筆記試験に合格し、さらに登録することによってシピル コンサルティングマネージャの称号を付与されることが必須となります。 また、試験の実施、認定、登録は、これらの公正な運用を確保するため、学識経験者及び発注機関の代表者で構成される「RCCM資格制度管理委員会」の審議に基づき一般社団法人 建設コンサルタンツ協会が実施いたします。 4.試験及び登録
(1)RCCM受験資格
(2)試験科目
(3)試験日及び合格発表
(4)登録 |