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2025.04【特集記事】 SIP(戦略的イノベーション創造計画)に
第5章 気象予報士試験 | |
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気象予報士制度は、気象業務法の改正によって平成6年度に導入された制度です。 この制度は、民間事業者による予報の信頼性を担保するため、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設されたものです。 気象又は地象(地震動、火山現象及び土砂崩れを除く)の予報業務を行う、若しくは土砂崩れ、高潮、波浪又は洪水の予報業務のために気象の予想を行う事業者は、当該気象又は地象の予想を気象予報士に行わせることが義務づけられています。 気象予報士となるためには、(一財)気象業務支援センターが実施する気象予報士試験に合格し、気象庁長官の登録を受けることが必要です。 気象庁HPより 合格体験談 実技の勉強の時間確保と勉強の仕方の工夫が、他の資格試験にはない難しさがありました。というのも、図面を大量に印刷し、それを5枚も6枚も並べて作図してという作業を伴い、教科書的な学科の知識を応用して展開して説明をするというような隙間時間の片手間勉強では太刀打ちできません。 このようなハードルの高さに加えて、取得後の資格の活用ビジョンが明確でなく、モチベーションが上がり切らずに受験に対して迷っていたところも大きかったです。 そのような中で、「技術士、気象予報士」で検索していたところ、本講座があることを知りました。受講した際に、講義の中で講師の先生の資格の活かし方や活動を詳しく知ることが出来、気象予報士の活動をさらに知ることが出来ました。まず、受験に対して。講座受講が後押しになりました。 本講座を受講した際に、気象庁が公開している情報を教えて頂き、何をやってよいのか分からずに、漠然と過去問題をこなしていた勉強方法を一旦置いて、まずは気象庁の情報確認を一通り行うようにしました。合格の秘訣は、気象予報士も勉強の過程で、気象庁の予報官の研修を一緒に受けるつもりになって資料を見て、かなり理解は深まりました。一番の課題は時間不足。これは直前まで悩みました。講師のアドバイスで、理解して練習(ひたすら過去問)の繰り返しを試みました。臨んだ第62回試験(2024年8月25日)では、最後まで完答はできなかったものの、落ち着いて試験に臨めたように思います。 |