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2025.07【特集記事】 「エンジニアの多い国は強靭だ!」とE・トッドは語った。
第3章 RCCM資格試験に1年で合格しよう! | |
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(1)RCCMとはシビル コンサルティング マネージャ(Registered Civil Engineering Consulting Manager、以下「RCCM」という。)は、建設コンサルタント等業務に係わる責任ある技術者として、業務の適正な執行の管理、技術上の事項の処理、および業務成果の照査の責任者となる資格試験です。 この資格制度は、建設コンサルタント等業務の円滑かつ的確な実施に資するとともに、優秀な技術者が積極的に活用されることによって、建設コンサルタントの技術力の向上を図ることを目的として創設されたもので、学識経験者及び発注機関の代表者で構成される「RCCM資格制度管理委員会」のもとに、一般社団法人 建設コンサルタンツ協会が実施するものです。 RCCM資格試験に合格し、さらに所定の登録の手続きによってRCCM登録証が交付され、「RCCM」の称号を称することができます。 (2)試験について試験は、「RCCM試験A』と『RCCM試験B』の二つの試験で実施し、「RCCM試験A』は問題Ⅰ及び問題Ⅱ、「RCCM試験B」は問題Ⅲ及び問題IVを受験します。 受験を完了するためには両方の試験を受験する必要があります。受験予約が可能であれば、同じ日に両方の試験を受験することも可能であり、異なる試験会場、異なる日時で受験することも可能です。
問題Ⅰ 受験する専門技術部門の業務経験(記述式)
問題Ⅱ 業務関連法制度、建設一般の知識、技術者倫理等(択一) 問題Ⅲ 管理技術力(記述式) 出題テーマを下に掲示 問題Ⅳ 土木関連の基礎的技術知識と受験する部門の専門技術知識(択一)
2025年度RCCM資格試験 (1)カーボンニュートラルに関する目標達成までの道筋
設問①、②について、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の10個の用語「地球温暖化」「再生可能エネルギー」「グリーン成長戦略」「グリーン社会」「グリーントランスフォーメーション政策(GX)」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「働き方改革」「脱炭素」「ライフサイクルアセスメント」、「低炭素建設資材」の中から4つ以上を用いて記述しなさい。
(2)国際競争力の強化
設問①、②について、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の10個の用語「都市課題」「技術基準」「国際標準」「国際建設契約」「ODA」「官民連携」「インフラ輸出」「復興」「防災」「人材育成」の中から4つ以上を用いて記述しなさい。
(3)維持管理と長寿命化 設問①、②について、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の6つの用語「老朽化」「地方公共団体」「ライフサイクルコスト」「更新」「予防的処置」「新技術」の中から4つ以上を用いて記述しなさい。記述文中で用いた用語は「 」で囲んで記述すること。 用語は①、②の全体を通して(「①のみ」「②のみ」「①、②併せて」のいずれも可)、4つ以上を用いていればよい。 ①社会インフラの維持管理の現状と課題 ②社会インフラの長寿命化のあり方について (4)工程管理と働き方改革 設問①、②について、業務遂行能力の観点から、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の7つの用語「工程表」「情報共有」「履行期間」「長時間労働」「ウィークリースタンス」「生産性向上」「ワークライフバランス(WLB)」の中から4つ以上を用いて記述しなさい。記述文中で用いた用語は「 」で囲んで記述すること。 用語は①、②の全体を通して(「①のみ」「②のみ」「①、②併せて」のいずれも可)、4つ以上を用いていればよい。 ①建設コンサルタントの工程管理の現状と課題 ②建設コンサルタントの働き方改革と工程管理のあり方 (5)建設コンサルタントにおける人材育成 設問①、②について、業務遂行能力の観点から、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の8つの用語「建設コンサルタントの役割」「担い手確保」「若手技術者の育成」「研修制度」「オン・ザ・ジョプ・トレーニング(OJT)」「多様な人材」「生産性向上」「ワークライフバランス(WLB)」の中から4つ以上を用いて記述しなさい。記述文中で用いた用語は「 」で囲んで記述すること。 用語は①、②の全体を通して(「①のみ」「②のみ」「①、②併せて」のいずれも可)、4つ以上を用いていればよい。 ①建設コンサルタントの人材育成の現状と課題 ②建設コンサルタントの今後の入材育成のあり方 (6)ICT、IoT、AI技術の利活用 設問①、②について、業務遂行能力の観点から、1200〜1600字の間で記述しなさい。次の8つの用語「働き方改革」「長時間労働」「テレワーク」「ネットワーク環境」「Web会議」「RPA」「BIM/CIM」「緊急事態宣言」のなかから4つ以上を用いて記述しなさい。記述文中で用いた用語は「 」で囲んで記述すること。 用語は①、②の全体を通して(「①のみ」「②のみ」「①、②併せて」のいずれも可)、4つ以上を用いていればよい。 ①我が国における建設生産性向上のためのICT利活用の現状と課題 ②我が国の建設業、建設コンサルタント業におけるICT、IoT、AI技術の活用方策
この問題Ⅲの解答は「2025年度RCCM資格試験B(問題Ⅲ:管理技術力)出題テーマ,解答事例と詳細解説」に掲載。
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