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2026.04【特集記事】

技術士試験合格の鍵はリスクコミュニケーション!!

第7章 コンクリート診断士とは

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1.コンクリート診断士の受験資格

コンクリート診断士は、既存のコンクリート構造物の劣化状況を調査・診断し、補修・補強・維持管理の計画・提案を行う専門技術者です。日本コンクリート工学会が認定する資格で、橋やビルなどインフラの長寿命化(ストックの再生・維持)に不可欠な存在であり、建設・インフラ分野で高難易度かつ需要の高い資格です。

【コンクリート診断士受験資格】 コンクリート診断士受験資格
コンクリート工学会のHPより

2.コンクリート診断士試験の合格率

コンクリート診断士は、公益社団法人 日本コンクリート工学会により定められた資格であり、年に1回、資格認定試験が同学会により実施されています。
資格の重要性・必要性は年々高まるのに対し、合格率は技術士並みの大変厳しい結果が続いております。
直近6年間のコンクリート診断士試験の受験者数と合格者数、合格率の状況を示します。2020年(令和2年)は、新型コロナウイルスの影響で試験が延期になり、受験者数が少なくなっております。
合格率は、下表のとおり、例年15%前後となっております。

コンクリート診断士試験の合格率(2020〜2025年)
年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 2,973 484 16.3%
2021年 3,611 576 16.0%
2022年 3,474 557 16.0%
2023年 3,412 535 15.7%
2024年 3,217 536 16.7%
2025年 3,030 537 17.7%

試験方法は、①四肢択一式問題と②記述式問題の2つからなっており、合格基準は、試験実施機関では「①②のそれぞれについて、基準点を超えることが合格の要件となります。」とだけ公表されております。当センターの講座受講者の受験状況から推察しますと、択一式・記述式それぞれ65%前後の基準で、それ以上の成績の方が合格していると思われます。ただ、合格率が毎年一定していることから、年度により合格基準を変更して、合格率の調整を行っていることも考えられます。

コンクリート診断士の受験に際しては、日本コンクリート工学会が実施するコンクリート診断士講習会(現在はeラーニングで実施)を受講することが要件となっております。それでもこのような厳しい合格率が続いており、日本コンクリート工学会の講習受講だけでは、試験合格は困難であるというのが現状です。



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