|
|
今や,どこの工業国も「Q」に関しては,最高レベルの技術を提供できる。そこに,「C」と「D」と「Pa」を加味した商品開発のストラテジーが求められ,特に「C」の差別化が重要である。そこで,技術者の加工法を理解した「見積り力」をパワーアップする必要がある。
|
講師: |
國井良昌 氏 國井技術士設計事務所 所長 技術士 機械部門/設計工学
|
日時: |
平成25年6月18日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
機械加工は,板金/樹脂/切削加工だけではありません。例えば,ねじを切削加工したら,10〜100倍の値段になります。そこでヘッダー加工と転造加工を使って,1円/本となります。また,アルミ金属は錆びやすいため,アルマイト表面処理を施し,装飾品には美しいめっきを施しています。次に,パソコンには接地用の板ばね,ノック式のボールペンの中にはコイルばねが入っています。最後に,車のエンジンは,インシュレータ用のゴムで制振しています。
本セミナーは,ヘッダー加工/転造加工/アルマイト処理/めっき処理/板ばね/コイルばね/ゴム成形品に関する各加工法の得手不得手や最適な材料選択を理解します。また,図面がない段階での「設計見積り」でコストの概算値を算出します。
前記のヘッダー加工〜ゴム成形品に関する日本の業界は,技術も品質も世界ナンバーワンを誇るノウハウの塊です。従って,加工法や設計見積りは,不明確な部分が多く,企業の設計者や購買部を悩ませていました。
本セミナーでは,初めてそれらにメスを入れ,オープンにしました。多くの事例から加工法が理解できて,設計見積りができれば,良い設計ができるとともに,低コスト化が活性化します。ご期待ください。ご受講をお待ちしております。
講師派遣セミナーもOKです。
●セミナープログラム
- 設計見積りができれば低コスト化が活発になる
- 見積り用語辞典
- 図面を描く前の「設計見積り」とは
- ステンレス製と樹脂製の50cm定規のコストを算出
- 中国生産の効果と無駄
- ヘッダー/転造の加工知識と設計見積り
- ヘッダー/転造の加工法を理解する
- ヘッダー/転造用の最適な材料選択
- 加工限界と加工の精度公差を知る
- 事例で学ぶヘッダー/転造の設計見積り
- 表面処理/めっきの加工知識と設計見積り
- 表面処理の種類と特徴
- 代表的なめっき工程を知ると弱点が見える
- 軸系部品における表面処理の設計見積り
- 板金部品における表面処理の設計見積り
- 板ばね/コイルばねの加工知識と設計見積り
- 板ばねとコイルばねの加工法を知る
- 板ばねとコイルばねの最適な材料選択
- 事例で学ぶ板ばね/コイルばねの設計見積り
- ゴム成形品の加工知識と設計見積り
- ゴム成形の加工法と加工限界を知る
- ゴム材料の最適な材料選択
- ゴム成形部品のトラブルランキング
- 事例で学ぶゴム成形品の設計見積り
◎ 質疑応答
|