価格破壊,消費多様化,ライフサイクル短命の時代に,リードタイム短縮も,一個づくりも原価管理ができなければ,改善ができずに下手をすると赤字になってしまいます。
モノづくり工場だけでなく食品工場にも応用可 !! 講師派遣OK。
講師: |
山口俊之 氏
(株)戦略情報センター
POP研究所所長
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日時: |
平成25年8月22日(木) 10:00~17:00 1日集中講座
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会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 ラビ一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
受講料: |
42,800円(消費税込) |
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(テキスト代および昼食代を含みます。) |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
製造業の原価管理は,いま革新の時を迎えている。
1つは,経営者がマクロの原価のみならず,ミクロの原価すなわち品番毎の損益,ロット毎の損益を知って,経営判断しなければならなくなってきているからである。
2つは,売価低落が続くなかで,原価低減が急務となっており,コストダウンのために品番毎の実際の原価データが必要だからである。
3つは,工場現場は多品種生産,少ロット生産,短期間生産(品番の製造開始から終結までの期間が短くなること)のために大きく変わったために,原価の基本となる製造現場のヒト,モノ,セツビそしてカネの実際の動きが変わってきており,従来の「標準原価法」では最近の工場現場の実力や実態を現しきれなくなってきているからである。
結局のところ,従来の原価管理では,上記3つのニーズにこたえられないでいる。
このようなことから,原価管理の革新にあたっては,最新のIT(情報とデータの活用技術)を駆使するとともに,従来は受注生産で用いられてきた「個別実績原価管理法」を仕込み生産やロット生産にも適用して再構築することになる。
そこで,このセミナーでは,品番毎,ロット毎の個別実績原価管理の実際について,
- (1)原価管理の目的の明確化
- (2)原単位データの収集法
- (3)個別実績原価によるコストダウン
- (4)工場基本データベースの更新
- (5)ERP(経営資源活用の基幹ソフトウェア)への展開
これらについて, ITツールや適用事例を示しながら,利益増をはかる。
●セミナープログラム
- 1.原価管理の目的
- 1)決算書の製造原価内訳表
- 2)経営計画または予算統制
- 3)販売価格算定
- 4)原価低減
- 2.原価の原単位データの自動採取
- 1)原材料の使用量のデータ採取法
- 2)作業者の作業工数のデータ採取法
- 3)ロットの機械占有時間(機械償却費の配賦のため)のデータ採取法
- 4)その他変動経費のデータ採取法
- 3.原単位データによるコストダウンの進め方
- 1)原材料の節減法
- 2)作業工数の節減法
- 3)機械償却費(変動費として扱う)の節減法
- 4)その他変動経費の節減法
- 4.工場基本データベースの更新
- 1)ST(標準時間)データの更新
- 2)生産能力データの更新
- 3)見積もりデータベースの更新
- 5.経営革新とERP
- 1)生産管理の動向(MRPからERPへ)
- 2)原価管理の動向(標準原価から個別実績原価へ)
- 3)決算の動向(年度から4半期へ,単独から連結へ)
- 6.情報とデータの活用の時代へ
- 7.個別実績原価管理で利益増
- ◎ 質疑応答
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