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若手技術者のレベルアップを図り創造力を高める方法

物語図化法による「技術者教育」のポイント


   

「現象へのフォーカス」で入社2〜3年の新人技術者が全く新しい技術方式を発明!!

講師: 古謝秀明
USITものづくり技術サポート代表
日時: 平成25年12月19日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

  • 会社の技術者教育ご担当の方
  • 技術部門で部下やチームの指導にあたる方
  • 自分の技術を磨きたい若手技術者の方 へ
技術者がこれから取り組もうとする技術を自分のものにしようとするとき,重要なスキルは「そこで起きている現象を観察・想像すること(現象へのフォーカス)」です。しかし,技術開発の現場では,これまでそれらのスキルは優秀な技術者にとって当たり前ととらえられたために,「暗黙知」となってしまい,技術を持てる側から持たざる側への有形の継承がされにくい状況にありました。
10年以上にわたる技術開発支援のうち80%以上は,この「現象へのフォーカス」によって解決しました。「現象へのフォーカス」を活用することで,入社2〜3年の新人技術者が業界の常識を覆す全く新しい技術方式を発明したこともあります。その時の開発リーダーからは「最近,彼が技術の話をしている中身が凄くよくわかるようになったんだよ」というコメントを頂きました。
「物語図化法」という進め方は「技術の本質を高校一年生程度の物理知識で理解する」ことで,「現象にフォーカスする」ことを可能にする方法論です。本セミナーでは,若手技術者が「物語図化法」のスキルを身に付け,自分で問題を見つけ解決できるようになるための技術者教育について,演習を交えて解説いたします。
是非,ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。


●セミナープログラム

1.最近の若手技術者教育における問題点
(1)受講者同士で共有化&整理
2.若手技術者教育の目指すべきもの
(1)全く経験のない技術分野の課題でも
   「自分の頭で考えて「何が問題で何をやらなければならないか」が見える」
(2)先輩や同僚技術者に相談するとき,ポイントを突いた質問ができ,
   周りの人から智慧を借りられる
(3)他部門の技術者と協力して技術開発するとき,お互いの想っていることが
   即座にわかる
3.OJTにたよる技術者教育の問題点
(1)従来の技術者教育の問題点と難しさ
   ・ベテランの暗黙知を盗み取るという発想のデメリット
   ・個人の技術的センスに依拠した方法論の限界
(2)ベテラン技術者のノウハウやスキルを整理された方法論で伝承することの
   必要性
4.「物語図化法」という方法論
(1)取り組む技術の全体像を俯瞰するための戦略
   ・一番大事な「現象」を取り出す
   ・その技術を「始まり」から「終わり」まで見通す
(2)「物語図化法」が提供すること
   ・技術を一つずつの現象に切り分けて考える枠組みの作り方
   ・枠組みの中で,現象を想像・図化するための視点や要素
   ・想像を創造に結びつけるための変換方法
   ・想像から具体的なアイデアを出すための進め方
(3)「物語図化法」の進め方
   ※ミニ演習を通じて,効果を体感いただきます。
   ・因果関係を時間関係でとらえる
   ・知りたいことは何か(全て観察出来るとは限らない)
   ・観察のための想像(仮説作り)
   ・何に着目して描くか(現象にフォーカスするとは)
   ・コマ割り毎の重要現象を確認する
図
5.物語図化法を用いた技術者教育と期待効果
  〜想像力から創造力へ〜
(1)技術課題の全体像が共有できる
(2)対象製品の設計方針を
   全体技術課題の中の位置付けとして把握できる
(3)他社の技術開発コンセプトや
   どんな技術に注力しているかを推定できる
(4)自社技術の他社技術に対する
   位置付けと優位性のチェックができる
(5)出来た技術を部門の共有財産として残せる
(6)技術戦略立案のツールとして活用できる
(7)知財戦略のもととなる
   パテントマップの枠組みができる
◎ 質疑応答

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