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設計業務最大の能力浪費である手戻り・後処理の防止と削減法を50以上の 具体的ケーススタディでご紹介
講師: |
伊豫部将三 氏
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表 |
日時: |
平成26年3月19日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
- 手戻り・後処理で開発・設計技術部門投入時間の30%が繰り返し浪費され設計効率を低下させている実態とその具体的内容
- 手戻り・後処理の内訳は,DRと出図前検図時指摘時(25%),製造と取引先からの図書差し替え(23%),立会時の手直し要求(8%),客先クレーム対策時(45%)で繰り返されている実態とその具体的内容
- クレーム原因別に見ると,開発・設計着手時DRで品質確保の仕組みと取組法の不適が65%で,出図用図書作成時の品質確保の仕組み不備と取組法の不適が35%で繰り返されている実態とその具体的内容
- 機械・電機製品製造業のクレーム対策費(売上げの2%を超える企業が多い)で原因の70%を占める開発・設計不具合対策で繰り返されている実態とその具体的内容
- クレーム対策費の殆ど(90%を超える)が,サービスマンの客先までの旅費・日当・工数部分で占め機能回復のため交換を必要とした部品費の約10倍を占め繰り返されている実態とその具体的内容
- 機械製品では,機械部品故障の80%が,(1)振動・衝撃劣化,(2)疲労劣化,(3)腐食劣化,(4)摩擦・摩耗劣化,(5)揺動・ねじり劣化,(6)熱衝撃劣化の6原因で繰り返されている実態とその具体的内容
- また電気制御用計装・実装系では約90%近くが,(1)落雷・高圧サージ電圧損傷,(2)水滴付着繰返し絶縁劣化短絡,(3)静電気放電発火・引火,(4)電磁ノイズ誘導誤操作,(5)過負荷発熱焼損,(6)部品ワイヤ断線,(7)膨張収縮半田剥離で機能停止の7原因で繰り返されている実態とその具体的内容
- また市場クレーム発生時期は,出荷後1ケ月以内が約25%,3ケ月以内に約40%,6ケ月以内に約50%,1年以内に約70%の発生を繰り返されている実態とその具体的内容
- 手戻り・後処理で45%を占める市場クレーム対策部分は,開発・設計着手時の品質確保に対するDRの仕組み不備と取組法の不適が原因で繰り返されている実態とその具体的内容
- DRの仕組み不備と取組法の不適とは,DR0の設計仕様書と構想図の作成時,DR1の試作品検証時と基本設計時に故障予測による試験法と解析法の不適が原因で繰り返されている実態をご存知ですか?
- 手戻り・後処理で23%を占める出図用図書作成時品質確保の仕組み不備と取組法の不適とは,出図前検図実施法の不適が原因で繰り返されている実態とその具体的内容
- 手戻り・後処理で25%を占めるDRと出図前検図時指摘不備とは,何れも出口管理の考え方で間違い捜しで点検し,クレーム防止に必要な不具合項目を見逃す実態とその具体的内容……等々
本セミナーでは,講師の豊富な経験を基に実際に効果の有った50項目以上のケーススタディで,具体的な手戻り・後処理による能力浪費防止への対処法をご紹介いたします。
●セミナープログラム
- 1.はじめに(各社技術部門共通の手戻り・後処理発生の現状と実態)
- 講師が最近10年で関与した中堅・大手30社技術部門(人員100名以上,年商100億円以上企業)で調査した各社共通実態で開発・設計技術部門全体では,投入時間の30%を手戻り・後処理が占める現実と,一番多い手戻り・後処理は「部下・同僚・外注設計作成図書の事後検図と出図前の点検確認」で手戻り・後処理時間の20%を占め,上位10項目合計で85%を占める現状実態と能力浪費防止へ改善を必要とする問題点のご紹介。
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1-1 管理者層では投入時間の54%を手戻り・後処理が占める実態と,管理者層の1人当り年間手戻り・後処理時間は1,080時間で,テーマ別では「客先クレーム処理」,「部下・同僚・外注設計作成図書(ドキュメント)の事後検図,出図前の点検・確認」,「苦情処理回答・フォロー業務」,他の実態と能力浪費防止法のご紹介
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1-2 リーダー層では投入時間の45%を手戻り・後処理が占める実態と,リーダー層の1人当り年間手戻り・後処理時間は900時間で,テーマ別では「部下・同僚・外注設計作成図書(ドキュメント)の事後検図,出図前の点検・確認」,「客先クレーム処理」,「苦情処理回答・フォロー業務」,他の実態と能力浪費防止法のご紹介
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以下入社4年以上のベテラン層,入社3年以内の新人層,協力者(構内受入の外注設計と派遣者)層の実態と能力浪費防止法のご紹介
- 2.現状設計で手戻り・後処理が多い理由および能力浪費防止と削減に必要な基盤整備法
- 2-1 「基本仕様」作成時事前指導(DR0対応)不備が,「検収・出荷前の手戻り・後処理(=8%)」発生と削減法
- 2-2 「基本設計時の不具合予測による事前検証法指導(DR1-1とDR1-2対応)不備」が,「納品・検収後の手戻り・後処理(市場クレーム=45%)」発生と削減取組法
- 2-3 「組立図・詳細設計段階事前指導(DR2対応)不備」が,「出図後の手戻り・後処理(製造クレーム=23%)」発生と削減取組法
- 2-4 「技術基礎教育と技術基準資料類の基盤整備(DR0以前の対応)不足」が,「DRと出図前検図時の手戻り・後処理(=24%)」発生と削減取組法
- 2-5 「DRと出図前検図時の手戻り・後処理」の内訳,「仕様決め・構想設計段階」,「試作品検証・基本設計段階」,「強度・耐久裏付け検証法選択時」からDRによる手戻り・後処理分の合計はおよそ3分の2が直接DR絡みの事前指導不備が原因で発生と削減取組法
- 2-6 残りの3分の1である「出図前検図時の手戻り・後処理」の発生部分は,「技術基礎教育と技術基準資料類の基盤整備不足」が原因で発生と削減取組法
- 3.各階層別の手戻り・後処理による能力浪費防止と削減取組法ケーススタディ
- 開発・設計技術部門人員100人構成組織に置き換え全体上位10項目と手戻り・後処理による能力浪費防止と削減取組法(手戻り・後処理全体の85%で,合計年間52,700時間浪費)の実態と削減法のご紹介。
- 3-1 全階層の「部下・同僚・外注設計作成図書の事後検図と出図前の点検確認」の能力浪費防止と削減取組法
- 3-2 全階層の「客先クレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 3-3 全階層の「検図による図面修正・手直し」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下全体で多い(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- 4.管理者層の手戻り・後処理上位10項目の能力浪費防止と削減取組法
(手戻り全体の9%で,100名組織で年間5,580時間の浪費)
- 4-1 管理者層の「客先クレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 4-2 管理者層の「量試後のコストダウン再検討」の能力浪費防止と削減取組法
- 4-3 管理者層の「部下・同僚・外注設計作成図書の事後検図・出図前の点検確認」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下管理者層(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- 5.リーダー層の手戻り・後処理上位10項目の能力浪費防止と削減取組法
(手戻り全体の14%で,100名組織で年間8,680時間の浪費)
- 5-1 リーダー層の「部下・同僚・外注設計作成図書の事後検図・出図前の点検確認」の能力浪費防止と削減取組法
- 5-2 リーダー層の「客先クレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 5-3 リーダー層の「苦情処理回答・フォロー業務」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下リーダー層(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- 6.ベテラン層の手戻り・後処理上位10項目の能力浪費防止と削減取組法
(手戻り・後処理全体の53%で,100名組織で年間32,860時間の浪費)
- 6-1 ベテラン層の「客先クレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 6-2 ベテラン層の「部下・同僚・外注設計作成図書(ドキュメント)の事後検図,出図前の点検・確認」の能力浪費防止と削減取組法
- 6-3 ベテランの「製造現場からのクレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下ベテラン層(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- 7.新人層の手戻り・後処理上位10項目の能力浪費防止と削減取組法
(手戻り・後処理全体の8%で,100名組織で年間4,960時間の浪費)
- 7-1 新人層の「製造現場からのクレーム処理」の能力浪費防止と削減取組法
- 7-2 新人層の「検図による図面修正・手直し」の能力浪費防止と削減取組法
- 7-3 新人層の「部下・同僚・外注設計作成図書(ドキュメント)の事後検図,出図前の点検・確認」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下新人層の(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- 8.協力者層の手戻り・後処理上位10項目の能力浪費防止と削減取組法
(手戻り・後処理全体の16%で,100名組織で年間9,920時間の浪費)
- 8-1 協力者層の「検図による図面修正,手戻り,手直し」の能力浪費防止と削減取組法
- 8-2 協力者層の「設計仕様・設計内容事後チェック」の能力浪費防止と削減取組法
- 8-3 協力者層の「設計案再検討,図面修正,再試作・再試験依頼」の能力浪費防止と削減取組法
- 以下協力者層の(4)〜(10)項目と内容実態および能力浪費防止と削減取組法は,当日の会場でご紹介いたします。
- ◎ 質疑応答
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