設計時に必要な技術基準と注意の要点を設計担当者にどのように指導するか!
講師: |
伊豫部将三 氏
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表 |
日時: |
平成30年12月19日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
あなたの所では,設計担当者に間違いを作り込ませておいて,上司が後から探す検図を出図前に行ってはいませんか? 設計の間違い防止では,如何に設計途中で間違いの作り込みを防ぐか?が,大切です。そのためには,作り込まれた間違いを後から探す検図をしていてはだめで,設計を進めていく過程に注意を払う必要があります。つまり検図の方式を,従来とは対応を変える必要があります。
また間違いの形態には,不注意で発生する間違いと,判断による間違いの二種類があります。不注意の間違いは,注意すれば防げる間違いであり,これを上司・先輩や同僚の手を煩わし検図するのは,大変無駄なことであります。本人の注意が行き届かないのは,注意の仕方が判らないことと,業務に集中できないためです。一方判断の間違いは,識らないことが原因の間違いです。つまり識らないのに勝手に判断し,間違いとするものです。
従って設計時の間違い防止のために上司・先輩が組織的に必要な対応は,設計時に必要な技術基準と注意の要点をどの様な形態で事前に担当者へ指導・与えるか?に,掛かっていると言えます。
これらの設計時間違い作り込み防止に必要な検図と凡ミス退治の方法と考え方を,本セミナーでは講師の豊富な経験を許に,101のケーススタディで具体的な対応法をご紹介致します。
●セミナープログラム
- 1.設計凡ミス防止対策としての検図のあり方・考え方
- (1)検図は,設計着手時から開始する
- (2)設計者自身によるセルフチェック
- (3)間違い防止に必要な基礎技術教育
- (4)標準化と基準類の整備法
- 2.凡ミス退治に必要な検図の基本と原則
- (1)本人が妨げる簡単な間違いは,本人が原則防止し他人を頼らない
- (2)判らないことは勝手に判断せず,先輩に教わるか,試験で検証する
- (3)その都度その場で,設計ツールと指差し照合,確認印付けの習慣化
- (4)取合い,嵌合い・組合せ・相互関連ある箇所同士の一緒記入を習慣化・他
- 3.機能検図と凡ミス防止
- (1)基本仕様面からの検図法
- (2)原理・方式・構造選択面からの検図法
- (3)性能値・品質値設定面からの検図法
- 4.コスト検図と凡ミス防止
- (1)コスト選択面からの検図法
- (2)工法設定面からの検図法
- (3)製造品質確保面からの検図法・他
- 5.製図法検図と凡ミス防止
- (1)記入・入力ミス防止面からの検図法
- (2)干渉防止面からの検図法
- (3)演算・計算間違い防止面からの検図法・他
- 6.凡ミス事例と改善法
- (1)凡ミスとトラブル事例
- (2)設計トラブル改善事例
- ◎ 質疑応答とコンサルテーション
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