クレームに対する全従業員の適切な対応のしかたを指導します。
講師: |
部奈 壮一 氏
(株)アイ.エム.ディー 代表取締役社長 |
日時: |
平成27年4月24日(金) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
たかつガーデン(大阪府教育会館)
大阪市天王寺区東高津町7番11号
TEL 06-6768-3911
(受講券に地図を添付いたします。)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
企業の社会的な責任(CSR)が問われる今日,クレームへの形式的な取り組み姿勢が,
企業にとって致命傷ともなりかねません。
しかしながら,“クレームはあってはならないもの”ではありません。問題なのは,クレームの
放置や隠ぺい,説明不足等の不適切な対応にあります。対応の第一歩を誤れば,ブランドイメージの低下,信頼性の失墜等,企業業績に多大な悪影響を及ぼします。
本来,クレームはお客さまからの貴重な「激励の声」です。
クレームに対して全従業員で適切な対応をはかり,そこで得られたお客さま情報を,製品開発や,サービスの改善に活かすことができれば,お客様との強固な信頼関係を構築することが 可能です。
本セミナーでは実践的なクレーム対応の基本や,情報活用の仕組み等の事例を参加者同士の交流会も含めて学べます。
是非,ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。
●セミナープログラム
- I.なぜ,クレームが重要なのか
〜不満足を抱いたお客様は,二度と戻らないから〜
- (1)「マーケットシェア」から「マインドシェア」の競い合い
- (2)クレームと苦情の違いを認識する
- (3)クレームは氷山の一角
- (4)1件のクレームからどれぐらい貴重な情報が得られるのか
- (5)受身的な対応では,トラブルの増幅に繋がる
- II.上手なクレーム対応の急所は基本を押さえること
〜最初の対応さえ間違えなければ怖くない〜
- (1)クレームの発生だけでは信頼を失わない
- (2)クレームはすべてトップ(部門長)に報告せよ
- (3)クレーム対応はすべての業務に優先する
- (4)自社の損金を先に考えるな,相手の損失をまず考えよ
- (5)クレーム電話の対応システムを確立させよ
- (6)“聞いて3割,行って7割”即現場へ行くことで信頼を勝ち取る
- (7)冷静に話し合うために,まず謝罪せよ
- (8)クレーム対応の記録を残せ
- (9)クレームの「対応」と「対策」は違う
- III.情報交流会《グループワーク》
- IV.トラブルにしないクレーム対応の留意点
〜対応の善し悪しが企業の命運をわける〜
- (1)クレームが苦情・トラブルに変わるまずい対応とは何か
- ・担当は決定権のある責任者が専任せよ
- ・「当社の規定」,「商習慣」ではお客さまは納得しない
- ・その場での結論をあいまいにしない
- ・時間管理と経過報告はおろそかにするな
- ・クレーム対応はタイミングが命
- ・SNSへの対応を考える
- (2)クレーム対応の各段階における留意点
- ・クレーム電話(初期対応時)の対応技法
- ・お客様への接遇の仕方
- ・最終処理時の行動基準
- V.クレームに対する感度を高めること
〜全従業員の自主性を引き出す〜
- (1)クレームを未然に防ぐための4S
- (2)社員教育を徹底する
- (3)活性化している対応マニュアルを整備する
- VI.クレーム情報を企業資産として活かす
〜製品開発・サービス向上に活かすことがクレームの意義〜
- (1)クレームはあらゆるヒントが隠されている情報源
- ・製品づくりに活用できるヒント
- ・売り方に活用できるヒント
- ・サービスのあり方を再考させてくれるチャンス
- ・社内体制づくりに活用できるヒント
- ・サポート機関との協力強化に活用できるチャンス
- ・お客様情報把握のチャンス
- (2)顧客の声を活かす具体的な手順
- (3)各企業におけるクレームへの取り組み
- (4)顧客の信頼を勝ち取るために
- ◎ 質疑応答
|