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日本はドイツ発『インダストリー4.0』に勝てるか!

インダストリー4.0はトヨタ生産方式を超えられるか!

─新しいモノづくり革命を考える─


   

『インダストリー4.0』の概要と日本の第4次産業革命はどのような進め方をすれば良いか!!

講師: 山口俊之
(株)戦略情報センターPOP研究所所長
日時: 平成28年7月26日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

『インダストリー4.0』とは第4次産業革命のことで,ドイツでは官民一体となって,革命の火ぶたが切られた。2014年4月に発表された「ホワイトペーパー(白書)」は,いわば革命宣言のようなもので,2015年から2035年ころまでの20年間に取り組むテーマのロードマップが示されている。したがって,20年後の具体的なしくみやシステムのイメージが提示されているわけではないが,これからの需要はますます個別化していき,大量生産から多種・少量生産をへて個別最適化生産で対応するようにならざるを得ないと想定して,それへの課題と対応策を考えようとしている。
ここではまず,『インダストリー4.0』の概要について,いくつかの新しいキーワードとともに紹介する。次に,モノづくりの歴史と技術の変遷をたどって,現在のモノづくりと現時点での最新の技術を理解し,さらにトヨタ生産方式との相違点を明確にしてみれば,『インダストリー4.0』の目指すところがより明確になるはずである。
しかし,過去にはCIM(コンピュータ統合生産)が大々的に宣伝されて,これの実現に走った工場が少なくなかったが,結局のところ失敗に終わっている。これの失敗には多くの学ぶべき点があり,その轍を踏まないようにしなければならないことは当然である。
最後に,ドイツとは異なる文化や風土を持つ日本において,第4次産業革命を行うとしたら,どのような点に配慮しなければならないかを提案する。
是非,ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。


●セミナープログラム

1.インダストリー4.0の概要
(1)第4次産業革命
(2)I of T
(3)考える工場(ITとOTの融合)
(4)マスカスタマイゼーション(個別最適化生産)
(5)広範囲のソフト開発(仕様,製造・管理,保全,利用法)
(6)新しいインフラ規格
(7)インダストリー4.0のロードマップ
2.モノづくりの歴史と技術の変遷
(1)需要の変遷とモノづくり
(2)モノづくりの歴史
(3)自動化技術の変遷
(4)ITC技術の変遷
3.トヨタ生産方式との相違点
(1)大量生産
(2)平準化の前提
(3)工場生産プロセスの革新
(4)系列内のクローズ
4.CIM(コンピュータ統合生産)の失敗に学ぶ
(1)トップダウン思考
(2)集中型
(3)ヒトの排除
5.日本が勝てる第4次産業革命のポイント
(1)現場業務のITC支援
(2)コントロール管理の徹底
(3)データの解析と活用の開発
◎ 質疑応答

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