輸配送コスト削減のためのロス構造分析と改善の基本ロジックを解説。
講師: |
末岡 毅 氏
(株)エルエルシー 代表取締役
東海大学政治経済学部経営学科非常勤講師 |
日時: |
平成29年6月22日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
本セミナーでは,製造業・流通業の生産管理者・物流関連の第一線担当者の方々を対象に,在庫問題解決と輸配送コスト削減の具体的な進め方を中心に解説をします。
今日,生産管理や在庫管理システムはコンピュータシステム化され,生産管理や在庫管理の担当者が在庫管理のベーシックな基本知識を知らなくても業務は円滑に運用されているように見えますが,実態は在庫管理(生産管理も含む)の知識が十分でないため,在庫問題解決ができなかったり,在庫管理システムが実際に即していないケースが数多く見受けられます。
また,輸配送コスト削減は物流テーマの大きな柱ですが,その改善がうまく進まないのは,輸配送の実態分析の手法を知らなかったり,輸配送のロス構造を理解していないことが大きな要因となっています。
本セミナーでの在庫管理のテーマでは,在庫管理の基礎知識として,発注方式,発注量計算ロジック,安全在庫設定のロジック,需要予測手法などの“統計的在庫管理手法”を実務に適応する方法を解説します。輸配送管理の面では,輸配送コスト削減の基本ロジックを解説します。
さらに,輸配送のロス構造分析手法や具体的な改善事例の紹介を行います。
■参加対象者
・製造業の経営企画,生産管理,物流,営業,情報システム部門の管理者
・流通企業の経営企画,物流,営業,情報システム部門の管理者
●セミナープログラム
- 1.在庫削減の第一歩は在庫の役割を知ることから
- 1)在庫の5つの機能
- 2)在庫が増加する原因は複雑であることを知る
- 3)在庫削減方法の3つのアプローチ
- (生産・仕入,拠点構造,システム)
- 2.在庫管理と需要予測手法を理解する
- 1)在庫削減の進め方
- 2)統計的な在庫管理の適応
- (発注方式,安全在庫の決め方,ABC分析)
- 3)需要予測手法と実務適応
- 4)トヨタJIT生産方式(かんばんシステム)
- 5)在庫の「見える化」と部門間連携改善の促進
- 6)演習(流動数分析,安全在庫設定 他)
- 3.現品管理と在庫管理システム
- 1)現品管理が在庫管理システムレベルを決める
- 2)現品管理強化のための5つの対象機能
- 3)現品管理徹底の8つのポイント
- 4)在庫管理の見える化アプローチ
- 4.輸送・配送の役割
- 1)輸送と配送の違いの理解
- 2)物流コストの大半を占める輸配送コストの実際
- 5.輸送・配送改善の基本的な考え方
- 1)輸配送コスト削減の基本ロジックは単純
- 2)輸配送のロス構造分析の考え方と進め方
- 3)輸配送ロス分析手法と改善案作成
- 6.輸送・配送改善の事例の紹介
- 1)調達物流改善事例
- 2)製品物流改善事例
- 7.まとめ
- 1)在庫削減は複雑な問題の絡み合い
- 2)統計的な在庫管理手法の重要性
- 3)在庫増加の徹底した原因究明の重要性
- 4)輸配送コスト削減の基本ロジックは単純
- 5)輸配送のロス構造明確化の手法
- ◎ 質疑応答
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