IoT活用の進め方を情報処理の流れにそって解説し,IoT活用の成功展開例を紹介。
個別実績原価管理,状態保全(CBM)
講師: |
山口 俊之 氏
(株)戦略情報センターPOP研究所 所長
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
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東京会場 |
大阪会場 |
日時 |
平成28年9月6日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
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平成28年9月27日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
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会場 |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
たかつガーデン(大阪府教育会館)
大阪市天王寺区東高津町7番11号
TEL 06-6768-3911
(受講券に地図を添付いたします。)
会場地図 |
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※録音・録画はご遠慮下さい。
●受講のおすすめ
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とはセンサーから直接的に自動的にデータを採取し,インターネットを介して収集する手法のことである。
これによって濃密で詳細なデータが収集できるので(ビッグデータ),いままではグレイにしか見えなかったいろいろな事象がデータの鏡にクリアに映し出すことができるようになって,新しい展望が見えてくるのである。
実態がグレイで分からないものがまだまだたくさんある。開発設計における消費者ニーズなど,生産におけるムリ・ムラ・ムダの実態など,そしてメンテナンスにおける機械設備の劣化傾向など,さらにユーザーの保守サービスに対するニーズなどがある。これら実態がグレイなものをIoTの手段でデータ採取し,ビッグデータにしておいて分析解析すれば,実態がクリアになるので解決策への新しい展望が見えてくるに違いない。
ここではIoT活用の進め方を情報処理の流れにそって解説し,具体的な活用の展開例として個別実績原価管理によるコストダウンと状態保全による予知保全システムを紹介する。是非ご受講下さい。
●セミナープログラム
- 1.インダストリー4.0
- 2.IoTとビッグデータ
- (1)IoTとは?
- (2)ビッグデータとは?
- 3.グレイな事象
- (1)開発設計においてグレイな事象
- (2)生産においてグレイな事象
- (3)メンテナンスにおいてグレイな事象
- (4)保守サービスにおいてグレイな事象
- 4.センサーの知識
- (1)制御用センサー
- (2)視覚(映像)センサー
- (3)聴覚(音声,振動)センサー
- (4)設備の健康状態センサー
- 5.IoTと情報処理の流れ
- (1)センサーによる信号検出
- (2)センサーとのインターフェイス
- (3)信号情報の前処理とデータ化
- (4)データの一時蓄積
- (5)インターネットによる送受信
- (6)データのインデックス処理とコード化処理
- (7)ビッグデータのデータベース化
- (8)分析・解析支援ソフト開発
- (9)ソリューション開発
- 6.IoTとPOP
- (1)POP(生産時点情報管理)とIoT
- (2)POPの階層構造と現場への適用イメージ
- 7.個別実績原価管理への適用事例
- (1)POPによる原単位の自動採取
- (2)実績原価のクリアな実態の発見
- (3)製造履歴情報との突合せ
- (4)PDCAを回して実績原価の改善
- 8.状態保全(CBM)への適用事例
- (1)保全計画
- (2)設備の健康状態センサー探し
- (3)POPシステム
- (4)傾向管理グラフで保全値を決定
- (5)メリットの享受
- 9.工場におけるビッグデータの活用
- ◎ 質疑応答
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