品質計画書,FMEA,生産部品承認システム,測定システムの解析,統計的手法を学習します。
講師: |
永井 守 氏
TQM Laboコンサル代表 |
日時: |
平成28年9月9日(金) 10:00~17:00
1日集中講座 |
受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3-5-8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
ISO/TS16949はISO9001/10002/JIS Q 9100等より最も高品質を狙った要求事項ではありますが,品質保証上では全く当然の要求であると考えられています。特に,5つのコアツールは品質保証上重要事項であり,FMEAや統計的手法の活用はISO/TS16949が1999年制定前の1970年代には品質向上に必須であると言われていました。近年になってから使用が必要と規定されたのではないことに注目すべきです。
現在,ISO9001やJIS Q 9100を運用している企業もこの5つのコアツールをマスターし,活用することで品質向上を格段に実感することが出来るでしょう。
本セミナーは40年以上の間,品質管理業務一筋の講師が経験し,開発した手法について実例を交えて紹介いたします。
是非ご受講下さい。
●セミナープログラム
- 1.ISO/TS16949とTQMとの関係
- TQMを満足すれば,ISO/TS16949,ISO9001は容易
- 2.ISO/TS16949と品質管理の歴史
- 1951年のデミング賞からの歴史
- 3.品質管理は長期計画が重要
- 開発遅延が品質を脅かす
- 4.ISO/TS16949,5つのコアツール・実践使用例紹介
- 4-1.品質計画書
- 1)品質計画書の必然的な必要性
- 2)品質計画書の作成・運用方法
- 3)品質計画書に沿った品質保証活動
- 4-2.FMEA
- 1)FMEAの活用が予防処置
- 2)FMEAから相関分析,統計的手法の活用からQC工程図・QC工程表に展開する
- 3)設計のFMEA,品質機能展開
- 4)製造のFMEA(印刷工程,塗装工程,成型工程,メッキ工程,スポット溶接工程,半田付工程,接着工程,半田リフロー工程,ハーネス工程)
- 4-3.生産部品承認システム
- 設計・工程変更連絡書の紹介
- 4-4.測定システムの解析
- 1)取り付誤差,不安定電気信号,繰返し誤差を考慮した,検査機器の取り扱い方法及び相関分析結果を検査規格に展開する方式
- 2)検査機器は良品・不良品を確実に判定し,不良を後工程に漏洩させない検査精度
- 3)繰返し誤差の発生で不良を漏洩する原因
- (1)機械的取り付けガタ
- (2)電気回路不良による伝達信号の不安定
- (3)供給者と購入者の使用検査機器の不相関
- 4-5.統計的手法の活用例
- 1)工程能力,不良率の推定
- 2)XバーR管理図の欠陥とは,その欠陥を補う
- 3)計量抜取検査(JIS Z 9003/9004)の紹介
- 4)Excelで簡単にできる!相関分析手順紹介
- 5)AQLの欠陥を補う方法
- (1)JIS Z 9015(MIL STD 105D)の欠陥とは
- (2)JIS Z 9002の紹介
- 5.ISO/TS16949の主な要求事項を解説
- ・品質計画書 ・目標管理シート ・クレーム報告書 ・工程別良品率推移
- ・教育履歴表 ・マネジメントレビュー書式 ・内部監査チェックシート
- ・内部監査結果報告書 ・年間計画書 ・QC工程図(コントロールプラン)
- ・限度見本 ・不適合改善対策書
- ◎ 質疑応答
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