今までの内部監査では駄目!!戦略的に推進できる内部監査員を養成します。
講師: |
吉野 定治 氏
吉野技術士事務所所長
技術士・総合技術監理,経営工学
QMS/EMS/OHSAS主任審査員 |
日時: |
平成29年7月25日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
|
受講料: |
42,000円(消費税込) |
● |
(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
ISO改訂への対応は,事業運用とISOマネジメントシステムの整合・統合化が基本となっています。画一的なこれまでの基準運用では認証維持は厳しい状況になってきており,組織の要求も事業活動に直結しなければ意味がないと言われてきています。
そのため,組織活動と認証の関係は,一段と密接なものとしなければならず,これまでのような内部監査員(つまり,手順通りの作業を確認するような監査員)では十分とは言えません。
審査認証機関としても,その企業の特質に合わせた運用を審査することになり大変審査が難しいことが想定され,さらに認証機関の承認をする認定機関(JAB等)では厳しい基準を設定した被監査組織が確実にスパイラルアップを達成できる審査を認証機関に求めています。
このセミナーでは,認証を継続することは当然のこととして,さらに企業がその本来の事業活動を推進できる統合化されたISOの運用を確実にする内部監査員の養成を目指します。
その構成として,基礎編では個々の改訂ISO規格の持つ意味を理解することを基本に統合化を説明し,さらに活性化された組織運営につながる内部監査員の力量向上を応用編として設定しました。
改訂ISO対応として,継続認証を進める組織はもちろんのこと戦略的に推進できる内部監査員の養成をこの機会をぜひご検討いただきたいと思います。なお,テキスト巻末にはISO統合化ガイドをつけていますので統合化システムの構築に役立つと思います。
是非,ご受講下さい。全員に修了証をお渡しいたします。
- <対象者>
- 内部監査員養成責任者,内部監査員候補者,システム運用推進者(事務局),部門長
●セミナープログラム
- 「1」基礎編
- (1)統合化とは
- 1)マネジメントシステムの統合化対応
- 2)統合・複合審査のガイド・概念
- 3)統合・複合審査・監査の展開規準
- (2)主要ISO規格改訂のポイント(品質/環境/労働安全衛生/情報セキュリティ)
- 1)改訂ISOMSS上位構造の内容
- 2)主要共通要素
- 3)統合化項目整理表(新規格版)
- 4)統合化のための事業軸と基本規定
- 5)主要規格の個別改訂要素
- (3)統合化内部監査の運用管理:基本内部監査のステップ(ISO19011)
- 1)監査の流れ/定義/原則
- 2)監査の目的/利点/留意点
- 3)監査員の役割と力量
- 演習1:現状の内部監査での課題抽出
- 「2」応用編(戦略的内部監査員の力量向上のために)
- (1)設計に切り込める監査力(DRの有効性判断ができるか)
- 1)必要な開発ステップ(体制)の判断
- 2)実施チェック・フォローの運用の見極め
- 3)設計者を活かした展開
- 4)創造力発揮のためのサポート
- (2)製造現場の課題抽出力
- 1)4つの工程管理ポイントの判断(生産統制/緩衝機能/外注管理/生産の合理化)
- 2)変化に気づく管理のサポート
- 3)日常管理データの利用の見極め
- 4)標準化のサポート
- 5)運用管理(PDCA)の適切なチェック
- 6)効果的な是正処置(予防含む)展開(課題抽出)の判断
- 演習2:「指摘事項」と改善の提案
- (3)「人」を活かすサポート力
- 1)内部監査に必要なコーチング力
- 2)柔軟な発想を引き出すポイント
- 3)改善的活動へのアドバイス
- 4)ヒューマンエラー対策へのサポート
- 演習3:ヒューマンエラーの是正処置
- (4)IoT時代の内部監査とは(IoT課題の認識)
- 1)技術面での課題
- 2)制度面での課題
- ◎ 質疑応答
- (付録)ISO統合化ガイド(品質/環境/労働安全/情報セキュリティ)
|