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ねじとばねの設計実務とそのノウハウ!!

ねじとばねから学ぶ!技術者のための機械要素


   

本セミナーは機械要素の概論講座ではなく,要素部品の実装設計を学ぶ!!

講師: 國井 良昌
國井技術士設計事務所 所長
技術士 機械部門
日時: 平成29年7月13日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。

●受講のおすすめ

機械要素とは,ねじ,ばね,軸,軸受,ベルト,チェーン,歯車(ギア),カムなどを意味しますが,この解説では不足かもしれません。そこで講師は,度々,「料理を設計,料理人を設計者」にたとえて説明します。同じ職人同士なのでよく理解できるからです。
『味噌も醤油も知らぬは料理人の恥』・・・料理の世界で言われている文言です。一方,機械技術者で「機械要素」を知らないということは,味噌や醤油やその他の調味料などの加工食品を知らないことに相当します。そんな料理人の料理など食したくはありません。
加工食品や調味料の歴史や役目,種類や成分の知識を知っていても,調理中におけるタイミングや順番,温度や量など実際の各種料理で理解できなくては,料理人にはなれません。単なる料理評論家となるでしょう。
機械要素もまったく同じです。数多く存在する機械要素の書籍やセミナーは,その各要素部品における構造や種類などの解説に集約し,知識全体を把握できる「概論版」です。そのどこが悪いのでしょうか?いえ,悪いところなどどこにもありません。知識全体を把握するための書物やセミナーであり,それが目的の「概論版」だからです。
しかし,それら要素部品のひとつも実装設計ができません。これでは,機械設計の評論家になってしまいます。
本セミナーは機械要素の概論版ではなく,一品でもよいから料理(設計)ができる「やさしい料理講座」を目指して指導します。


●セミナープログラム

1.料理よりやさしい機械要素の習得
1)無味乾燥な機械要素に関する学習方法
2)衝撃の機械要素ランキング(この順番で学ぶことが効果的)
3)間違いだらけ:従来の機械要素の実務情報
2.使用頻度ランキング第1位のねじを学ぶ
1)ねじのトラブル第1位はねじばか(ネジ山の破損)
2)事例:ねじの種別選択ミスとその対策
3)事例:ドライバの選定ミスとその対策
4)事例:ねじの材料選択ミスとその対策
5)事例:締め付けトルクの不良とその対策
6)事例:安全率不足とその破断対策
7)ねじによる締結と溶接や接着による接合との相違
8)事例:ねじに関する電気知識の不足とその誤動作対策
9)事例:一部品一機能が設計の原則
10)事例:身近なおもちゃに学ぶねじの設計知識
11)ねじの締め付けトルクとその軸力
3.使用頻度ランキング第2位のばねを学ぶ
1)使用頻度ランキング第2位はばね
2)ばねのトラブル第1位はへたり
3)事例:ばねの形状不具合とその対策
4)事例:ばねの材料選択ミスとその対策
5)事例:ばねの計算不足とその対策
6)事例:ばねの電気知識の不足とその対策
7)事例:身近なおもちゃに学ぶばねの設計知識
8)「嵌め殺し」の設計テクニックを学ぶ
9)材料の相違は概念ではなく数値で語れ!
◎ 質疑応答

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