生産現場のリーダーがその業務の重要性を認識し,現場運用を臨機応変にできるようになる!
講師: |
山口俊之 氏
(株)戦略情報センターPOP研究所所長 |
日時: |
平成30年6月13日(水) 10:00~17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
新しい働き方改革が言われて,残業時間短縮と生産性向上が急務とされている。残業時間短縮は法的な規制で達成されたとしても,生産性向上は各企業の追求課題とされて,これが企業の生き残りを決めることになるかもしれない。
工場の生産性向上については,VA(価値解析)やIE(産業技術)の手法を活用したり自動化・省力化によって徹底的に追及されてきた。これ以上の生産性向上の余地があるだろうか,そしてそれは実現可能だろうか。
工場の生産性が最高になるのは,「仕事の負荷が毎日一定に保たれ,生産の流れが速く・スムーズなとき」であることはよく知られている。
したがって,生産性を向上させるには,負荷の変動を平準化するとともに飛び込み・割込み・特急の仕事投入を無くすことである。また,生産の流れの速さとスムーズさを阻害している生産の仕組み(材料調達から生産そして梱包出荷までの仕組み)を直すことである。
また,個々の仕事の瞬時の生産性を決めているのは“生産現場のリーダー”であるから,リーダーがその業務の重要性を認識し,その意思決定が速く正確にできるようにして,現場運用の臨機応変を実現すればいいことになる。
生産の仕組みの悪さは,ロットの工程間滞留時間とその原因のデータや作業中断時間とその理由のデータから得られるが,これらはIoT(モノのインターネット)によってデータ化できるようになったので,これを活用して改善することになる。
また,運用の臨機応変は,生産現場のリーダーにその業務の重要性を教育するとともに,その業務に必要な情報を必要な時に提供することによってリーダーの意思決定を支援することで,業務のスピードと業務の精度を向上させる業務革新(BPR)によって,実現することにする。
このように最新のIT技術の活用によって,工場の生産性向上はまだまだ大きく向上できるのである。
是非,このセミナーをご受講いただき,生産性を更に向上させていただきたい。
●セミナープログラム
- 1.工場の生産性
- (1)生産性の定義
- (2)工場の生産性
- 2.モノづくり技術の変遷
- 3.ITC技術の変遷
- 4.生産性現場への混乱誘導要因(生産性阻害要因)
- (1)外乱
- (2)内乱
- 5.生産性指数とその向上策
- (1)ヒトの生産性指数
- (2)機械の生産性指数
- (3)仕事の流れの生産性指数
- 6.生産の仕組みの改善
- (1)作業中断理由と仕組み改善
- (2)機械非稼働理由と仕組み改善
- (3)工程間滞留と仕組み改善
- 7.業務革新(BPR)
- 8.現場リーダーの業務革新
- (1)「当日計画と作業指示」業務
- (2)「生産準備」業務
- (3)「監視と異常対応」業務
- (4)「実績把握報告と反省」業務
- (5)「現場改善」業務
- 9.まとめ
- ◎ 質疑応答
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