IoT・AI時代に,どのような設計システムのロードマップにすべきか?
業務とシステムの両側面から,必要な視点を解説します。
講師: |
北山一真 氏
(株)プリベクト 技術経営コンサルタント |
日時: |
平成30年11月8日(木) 10:00~17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3-5-8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
設計を効率化し,高度化していくことは,急務の課題となっています。しかし,設計プロセスの可視化・設計改革に頓挫する企業は後を絶ちません。設計プロセスを可視化し,設計の構造改革を実現させるためには,【正しい改革手法】とそれを実現させる【設計システム】が必要なのです。設計改革の失敗の原因は何か?どのようなコンセプトで改革を進めれば成功に至るのかを解説します。
また,設計システムの代表例である【E-BOM,PDM,3D-CAD】も多くの企業で失敗をしています。導入はしたが業務改革は進まず,場合によっては【登録の手間だけ増え,肝心の設計力を弱体化させてしまった】ケースも少なくありません。設計の業務改革を支える設計システムのあるべき姿とは何か,どのようなシステム全体像を描くべきなのか,IoTやAIなど将来的な視点に立ったとき,どのような設計システムのロードマップにすべきかについて解説します。業務とシステムの両側面から成功に至る改革に必要な視点を学んでください。
- 受講対象者
- ・組立製造業
- ・経営者(CTO,CIO,CFO)
- ・開発部門
- ・設計部門
- ・設計管理部門の管理職から担当
- ・情報システム部門の管理職から担当
- ・経営改革
- ・業務改革に携わっている管理職から担当
- ※同業他社の方はお断りします。
●セミナープログラム
- <基礎編>
- 1.間違いだらけの設計改革
- 1)総論賛成・各論反対の「設計標準化」
- 2)いつまでも進まない「技術伝承」
- 3)改革の本丸から目をそむける「間接業務の改革」
- 2.間違いだらけの設計システム
- 1)E-BOMが単なる手配ツールになっている
- 2)PDMが単なる共有サーバー代わりの器になっている
- 3)3D-CADが単なる解析や干渉チェック用ツールになっている
- 4)PLMが単なるライフサイクルCADデータ管理になっている
- 3.設計システムのあるべきコンセプト
- 1)設計システム/PLMの経営効果をどう設定するか
- 2)設計システムを原価管理や利益管理とどう関連づけるか
- 3)IoT/AI 時代だから考える設計システムのあり方
- 4)PLMとERPの連携で考慮すべきポイントとは
- <実践編>
- 1.標準プロセス整理とタスク管理
- 1)プロセスの可視化
- ・業務プロセスフローの可視化
- ・開発/設計フローの可視化
- 2)標準プロセスの構築ポイント
- 2.成果物管理(PDM)
- 1)成果物は共有と高度な検索ができればよいのか?
- 2)成果物管理の本質とPDMシステムの構築ポイント
- 3)成果物管理とコミュニケーション管理
- 4)クラウドによるコミュニケーション改革
- 3.3D-CADとナレッジ管理
- 1)失敗しない3D-CAD導入
- 2)設計諸元管理とナレッジ管理
- 3)標準設計を支える3D-CADとナレッジ管理
- 4.設計部品表(E-BOM)
- 1)BOMは必要なのか。設計におけるメリットとは
- 2)設計部品表の大切なこと
- ・PS(品目構成)とPN(品目コード)の本質
- ・設計部品表と図面表
- ・管理属性のあるべき姿
- 3)様々な部品表の違いを知る
- ・CAD-BOM,D-BOM,E-BOM,P-BOM,M-BOM,S-BOM
- ・統一できない理由。あるべき連携方法
- 4)量産企業と個別受注企業での部品表活用の違い
- ◎ 質疑応答
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