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ロットごとの原単位データのバラツキを収束させる

IoTによる個別実績原価のデータの採り方とその活用戦略


   

今日作った製品1個の実績原価を知ってコストダウンと経営管理に展開する!

講師: 山口俊之
(株)戦略情報センターPOP研究所 所長
日時: 平成30年10月4日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
会場: 機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3−5−8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図

※録音・録画はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

IoTによって,今日作った製品1個の実績原価データが自動的に収集できるようになった。そこで,その個別実績原価のデータをコストダウンに応用して原価低減を図るとともに,“ロットの損益評価”といった原価管理の高度化と個別の製品のコスト戦略に活用することにする。
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)とはセンサーから直接的に自動的にデータを採取し,インターネットを介して収集してビッグデータにして解析し,課題解決する手法のことである。IoTを用いて,個別実績原価の4つの原単位データを自動採取するところから始める。
4つの原単位データとは,(1)原材料の使用量,(2)作業者の工数時間,(3)ロットの機械占有時間,そして(4)その他変動原単位である。
実際に,ロットごとの原単位データを採ってみれば,製造現場の原材料の使い方,作業の仕方,機械設備の使いこなし,または梱包資材や電気の使い方などの良し悪し(製造履歴情報)によって原単位データが決定されていることが分かる。また,同一品番の同一ロットサイズで製造されたロットごとの原単位データが作るたびごとに大きく変動していることも分かる。
ロットごとの原単位データのバラツキを収束させることで大幅なコストダウンが実現できる。また,従来は不可能とされてきたロットごとの損益評価ができるようになって赤字ロット対策が打てるようになる。さらに,個別の製品のコスト戦略に役立てることが出来るようになる。
ここでは,IoTによるロットの実績原価原単位データによる新しい管理・経営の展開を説明する。


●セミナープログラム

1.IoTとは?
(1)IoT
(2)ビッグデータ
(3)POP
2.IoTと情報処理
(1)センサーの知識
(2)情報処理のながれ
(3)ビッグデータ
(4)詳細な実態の分析
(5)解決策
3.原価管理の基礎知識
(1)原価管理の4つの目的
(2)原価の構成
(3)実績原価の4つの原単位
(4)個別に原単位を採取
4.IoTによる原単位データの採取
(1)原材料使用量の自動採取法
(2)作業工数時間の自動採取法
(3)ロットの機械占有時間の自動採取法
(4)変動原単位の自動採取法
(5)製造履歴の自動採取法
5.原単位データとコストダウン
(1)原単位データのセンサーを探せ
(2)IoTにより原単位データを自動採取せよ
(3)原単位データを製造の単位にくくれ
(4)原単位データのビッグデータを作れ
(5)製造実態(製造履歴データ)と原単位データのかかわり
(6)原単位データのバラツキ収束とコストダウン
6.実績原価の活用展開
(1)工場の標準データベース(ST,資源能力等)の改訂
(2)ロットの損益と赤字ロットの解消
7.コスト戦略
(1)個別実績原価からアイテムの利益戦略
(2)個別実績原価に基づく経営戦略
8.まとめ
◎ 質疑応答

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