※Fusion360は,Autodesk社が提供している高機能3D製品開発プラットフォームであり,3DCAD機能に加え,CAM,レンダリング,シミュレーション,2D図面などの機能が搭載されています。
CAEを活用し,設計の中で構造解析をしてみたいという方に,シミュレーションを始める方法がわかる講座です!
講師: |
水野 操 氏
有限会社ニコラデザイン・アンド・テクノロジー 代表取締役 |
日時: |
平成30年11月27日(火) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。 ※尚,当講座は座学のみでパソコンは使用致しません。
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●受講のおすすめ
そろそろ設計の中で,CAEを活用して,より確信を持って設計を進めたいと考えている方にお勧めです。Fusion360の解析機能は,従来の構造解析ソフトと比較して安価で導入しやすく,設定のパラメータも少ないので入門者に最適です。本講座では,ツールの活用方法だけでなく,間違いのない解析をするための基礎知識もわかりやすく解説します。
- 受講対象者
- 主に機械設計に携わる設計者や設計を支援する技術者で,これからCAEをはじめたいと思っている方
- 本セミナーでの習得知識
- 有限要素法を活用した構造解析の基本
- Fusion360を活用した構造解析の実践方法
●セミナープログラム
- 1.CAEを行うための基礎知識
- 1)さまざまな種類のCAE
- 2)有限要素法とは
- 3)要素とは何か
- 4)解析プログラムで有限要素法を実行する流れ
- 5)単位系について
- 6)要素と自由度 25
- 2.解析に必要な材料力学
- 1)荷重について
- a.引張り/圧縮
- b.曲げ
- c.ねじり
- d.せん断
- 2)応力と歪み
- 3)多軸場における応力
- 4)曲げ応力と断面2次モーメント,断面係数
- 5)ミーゼス相当応力と主応力
- a.主応力
- b.ミーゼス応力
- 6)応力と歪みの関係
- a.弾性域と塑性域
- b.延性材料
- c.脆性材料
- d.非鉄金属
- e.樹脂などの材料
- 7)材料力学とCAEとの関係
- 3.Fusion360で学ぶCAEの流れ
- 1)Fusion360のユーザーインターフェイス
- 2)解析用ジオメトリの作成/取り組み
- 3)解析条件の設定
- a.材料の設定
- b.拘束条件の設定
- c.荷重条件の設定
- d.条件の確認と解析の実行
- e.メッシュの設定について
- 4)ポスト処理と結果の評価
- a.コンター図の解釈方法
- b.変位,応力,歪み,安全率
- c.変形スケールとアニメーション
- d.解析結果の解釈のキーポイント
- 4.アセンブリ解析のやり方と注意点
- 1)アセンブリ解析のプロセス
- 2)接触条件とその種類
- a.接着/分離/スライド/粗い/オフセット接着
- 5.解析を楽に進めるためのノウハウ
- 1)形状の簡略化と対称条件
- 2)メッシュ設定の考え方
- 6.解析結果の活かし方と設計への反映
- 1)ケース1:荷重には剛性で対抗
- 2)ケース2:強制変位にはしなやかさで対抗
- 3)ケース3:応力集中には形状で対抗
- 4)ケース4:荷重には荷重で対抗
- 7.効果的にCAEを学ぶコツ
- ◎ 質疑応答
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