設計の働き方改革で必須となる納期を短縮しながら無検図受入れできる品質を確保する上で必要な,外注設計活用の上手な取組み法
講師: |
伊豫部将三 氏
伊豫部技術士事務所所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表 |
日時: |
2019年2月6日(水) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
設計・開発技術部門は,多くの企業で残業時間の特に多い部署の一つです。社員の残業時間を短期間に大幅に減らす必要のある働き方改革を確実に実現するには,経験ある外注設計者を構内と持ち帰りの併行活用でベテラン設計者の時間創り出しに導入・置き換えることが現在早急に必要な課題となっています。この場合に外注設計者に対するきちんとした指導原則を持って対応しないと,負担だけが増え,有効に活用されない結果となる問題点を含む取組み法となります。
例えば納期確保上で受入れ後の検図に社内設計者の手と時間を取られてしまう等は,その一例です。また発注時の検収条件が曖昧なため,手直しを社内人員で行う等は,最悪の例となります。
これから働き方改革を短期間に実現するための外注設計活用では,納期を守らせながら無検図で受入れできる対応化を進めないと,社員ベテランを新規テーマへ専念させることは実現困難となります。
以上のことは,部下を直接指導する立場にある,Group長,Team長,PJT・Leaderおよびベテランが,当然知っていなければなりません。
設計業務をパートおよびアルバイト補助者と未経験派遣者で単純作業化でき,且つIT活用によるコンピュータ化(自動設計化)できるまでの間は,働き方改革を短期間に実現する事は困難になります。
本セミナーでは,その仕組み構築法や,問題点への対応法について,講師のコンサルタントとしての指導体験から,具体的にご紹介致します。
- セミナーのポイント
- ◎働き方改革を阻害する現状実態と外注設計活用上の問題点
- ◎ベテラン業務から切離し外注設計化できる情報創出作業部分とその内容
- ◎外注設計化で設計品質を確保するポイントと手順
- ◎外注設計化に必要なツールと,作成・使用上のポイント
- ◎外注設計者を手伝わせる上で委託する設計者に必要な心得とポイント
- ◎業務委託する社員設計者が新規テーマへ専念化する上で外注設計者活用上のポイント
- ◎設計効率化に役立つ外注設計化を進めるポイントと手順
●セミナープログラム
- 1・働き方改革で設計業務における外注化の進め方
- (1)設計外注化とは
- (2)設計外注化の目的・狙い・理念
- (3)設計外注化を進める順序
- 2・働き方改革で設計外注化する対象業務と範囲
- (1)設計外注化できる技術情報創出部分
- (2)設計外注化できる設計基盤整備業務部分
- (3)設計外注化できる手戻り・後処理業務部分
- 3・働き方改革で構内受入れ派遣協力者および持ち帰り者の対応法
- (1)派遣者・出向者に必要な資質・採用基準
- (2)派遣者・出向者に守らせねばならない義務・原則
- (3)構内受入れ派遣外注設計者活用上の注意点
- (4)持ち帰り委託外注設計と構内受入れ外注設計の違いについて
- 4・働き方改革で無検図受入れ化を進めるためのツール
- (1)手順書・基準書・手本(模範)図と作り方・使い方
- (2)手引書と作り方・使い方
- (3)その都度の作業口頭指示メモと作り方・使い方
- 5・働き方改革で持ち帰り者と構内外注者の使い分け法
- (1)構内受入れ派遣外注設計者と持ち帰り外注委託設計者との違い
- (2)持ち帰り外注委託設計での品質確保上の注意点
- (3)持ち帰り外注委託設計を無検図受入れで対応させるには
- 6・働き方改革で設計外注活用上の注意点
- (1)外注設計を効率良く活用する注意点
- (2)外注設計協力者の教育法
- (3)外注設計協力者の評価法
- ◎ 質疑応答
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