単にCAEツールが使えるに留まらず,解析の基礎を理解し,
設計者自身による解析結果の評価・考察を可能とするための,一日集中講座です。
講師: |
吉田史郎 氏
計算力学技術者(CAE技術者)上級アナリスト |
日時: |
2019年9月26日(木) 10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
CAEツールによる解析は線形・非線形解析に大別されますが,その使い分けはどのように決めれば良いか?線形解析,非線形解析の使い分けについて事例を挙げて紹介し,さらに実際に製作されたパスタブリッジなどの例を用い,最適な形状を考案するプロセスを習得します。
また,解析結果報告書の作成について,SOLIDWORKS Simulationに代表される設計CAEを使うことにより,半自動的に解析結果報告書の体裁を整えることはできますが「考察」,「結言」などの部分は空欄のまま残り,担当者の技術的力量が問われます。
そこで材料力学の基礎を踏まえて,計算結果を日常言語で表現する方法についてもお話します。
●セミナープログラム
- (1)形状最適化によるアイデア出し
- ・骨組最適化ソフトによる計算実行
- ・骨組部材配置最適化
- ・パスタブリッジ[*1]補強
- 事例紹介
- (2)位相最適化によるアイデア出し
- ・位相最適化ソフトによる計算実行
- ・平板から骨組構造生成
- ・3D Printer出力事例紹介
- (3)線形解析・非線形解析の使い分け
- (a)非線形解析事例(大変形,弾塑性,接触,摩擦,輻射)
- (b)変形追従荷重
- (c)弦の振動
- (d)Stick-Slip
- (e)真応力(大歪み)
- (4)品質工学
- (a)タグチメソッド
- ・確率・統計の基礎
- ・物理パラメータの不確かさのモデリング
- ・擬似モデルと最適化モデルの比較検証
- (b)V&V(Verification and Validation)
- ・階層的モデリング
- ・人材の力量管理
- ・技術伝承
- ・擬似体験
- ◎ 質疑応答
- [*1]市販パスタを接着剤で張り合わせて作ったトラス構造
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