セミナー「製品価値を生み出す生産革新の実践」で現行生産ラインの再構築,革新化と次世代化への取り組み法についても解説します。
コーディネーター・講師: 露木 崇夫 氏
(有)露木生産技術研究所 所長 |
日時: |
2020年3月3日(火) 12:30〜18:00
(移動時間,見学時間含む)
|
受講料: |
45,000円(消費税込) |
会場: |
日産自動車栃木工場
ゲストホール
・集合場所:東北本線石橋駅(12:30)
(詳細は受講証といっしょにお送りいたします。)
|
※録音・録画はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
「21世紀の生産性向上,進化する品質作り込みと環境対応取組み」に関する工場見学及び今後の対応法に関する見学会です。
平成末期から令和にかけて,色々な面で大きく変わろうとしています。特に,「モノづくり」では,新興国の追い上げで,最早,一部には,追い上げを許している面すら見られます。これ等の情勢の中で,今一度,品質作り込みと環境対応,自動化への取組みを再確認すると共に,より一層,その活動を加速する必要があるよう見受けられます。最新の進め方を見直すと共に,更に,それらの活動を加速させるために,工場見学会付き,セミナーを開催します。
日産栃木工場は,シーマや日産GT-R,フェアレディZなどの高級乗用車やスポーツカーを専門につくる工場です。
次世代車生産の新手法を本年から導入。
走行に使う「心臓部」の仕組みが異なる複数の車を効率的に組み立てる手法を導入。ロボットや塗装などの新技術と合わせて栃木工場で始める予定。
今回は,工場長にお話をいただき,鋳造工場,車軸工場,車両工場,組立工場を見学します。
併せて露木講師の「製品価値を生み出す生産革新の実践」講義で,21世紀のモノづくりに携る皆様が大きなヒントを得ることになると思われます。
是非,ご参加下さい。(同業他社は不可)
●見学・セミナースケジュール
時間 |
所要 |
内容 |
12:40〜 |
|
石橋駅お迎え |
13:30〜13:35 |
5 |
お迎え挨拶 |
13:35〜13:50 |
15 |
工場概要・工場長「IoT時代の新生産方式」 |
13:50〜14:00 |
10 |
移動準備 |
14:00〜14:05 |
5 |
<移動>ゲストホール→鋳造工場 |
14:05〜14:25 |
20 |
・鋳造工場見学 生産性向上活動/品質向上活動 |
14:25〜14:30 |
5 |
<移動・休憩>鋳造工場→車軸工場 |
14:30〜14:50 |
20 |
・車軸工場見学 生産性向上活動/品質向上活動 |
14:50〜14:55 |
5 |
<移動>車軸工場→車両工場 |
14:55〜15:15 |
20 |
・工場間 物流運搬合理化 |
15:15〜15:20 |
5 |
<移動>→組立工場 |
15:20〜15:45 |
25 |
・組立工場見学 生産性向上活動/品質向上活動 |
15:45〜16:00 |
15 |
<移動・休憩>組立工場→ゲストホール |
16:00〜16:15 |
15 |
質疑・応答 |
16:15〜16:25 |
10 |
セミナー準備 |
16:25〜17:15 |
50 |
セミナー「製品価値を生み出す生産革新の実践」 |
17:15〜18:00 |
|
石橋駅お送り |
●トピックス
日産,次世代車生産で新手法 栃木工場へ330億円で来年導入
日産自動車は昨年11月28日,ガソリン車や電気自動車(EV)など,走行に使う“心臓部"の仕組みが異なる複数の車を効率的に組み立てる手法を本年から導入すると発表した。ロボットや塗装などの新技術と合わせて,まずは330億円を投資して栃木工場(栃木県上三川町)で始める。順次,国内外の工場に広げるほか,企業連合を組む仏ルノー,三菱自動車で導入してもらうことも検討する。
電動化の進展により,自動車メーカーは同じ車種でも,ガソリン車やハイブリッド車,EVなど,異なるパワートレーン(駆動系)の搭載モデルを揃える傾向が強まっている。そのため日産は,必要な部品全てを組み付けた「モジュール」を先につくり,これを車体に一括で搭載する手法を開発。画像認識技術により,0・05ミリ単位の精度で自動管理するという。
このほか,パネルの合わせ目で水漏れを防ぐシーリング材の塗布に関しては,これまでは熟練した技術者が手作業で行ってきたが,角度や加える力などを数値化することで,ロボットでもできるようにしたという。また,材質の異なるボディーとバンパーはこれまで,別々に塗装しなければならなかったが,日産は独自に開発した塗料を使うことで同時にできるようにする。
新手法は次世代車生産への対応や効率化のほか,作業者の負担軽減という狙いもある。例えば,駆動系の組み付けではこれまで,低い姿勢で上向きに行う作業も必要だったが,負担が減らせるという。
|