講師: |
村山 省己 氏
TSF自動化研究所 代表
東海大学工学部非常勤教員(元教授) |
日時: |
2021年4月15日(木)14:00〜16:00
特別集中講座
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受講料: |
15,000円(消費税込)
1社から複数名お申し込みの場合 2名以降は 5,000円(消費税込) |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
設計部門の品質向上や効率化は重要課題ですが、日々の業務で忙しいあまり根本的な対策ができているとは言えません。また、コンピュータ化が進む半面、若手設計者の技術力が低下してきています。さらに、多くの会社や事業所では、社内規格や旧JISを使用しているケースがあり、最新の製図規格に改定し常に新たな規格に則り図面作成ができているとは言えません。設計製図の重要さは認識していても、新たな製図規格に対応した設計製図教育の環境を整えることが難しく、旧来の社内基準による設計製図のケースが多いのが実情です。
図面は、どこでもだれにでも共通な作業指示書であり、設計技術者がグローバルな一線で活躍できるようになるには、少なくとも最新の製図規格や実用的な図面の描き方を知っておく必要があります。特に、若手設計者に対しては図面の基礎教育がたいへん重要です。
そこで、最新の製図規格にもとづいた作図方法をわかりやすく学習するセミナーを開講いたします。これから図面を始める人や少し設計製図経験を持っている人も、図面の描き方の基本や製図の基礎をしっかり理解し、国家検定試験における作図のノウハウを学ぶことでわかりやすい図面を描くことができます。
「どのように図面を描けば良いのかわからない・・・」
「どうすればもっとわかりやすく間違えのない図面を描けるのか・・・」
「正確な図面を描くにはどうすればよいのか?」
このような疑問について作図演習を通じて製図の基礎から実用的な図面の描き方をお教えします。
- 受講対象:
- 製品開発設計や冶具や設備の設計製作担当者
- アウトソーシングのCADオペレータ
- 生産技術者や試作担当者
- 営業・購買担当者
- 本セミナーに参加して修得できること:
- 機械図面の描き方のノウハウと図面作成のポイントを習得できる
- 図面作成のルールと寸法公差、はめ合い、幾何公差、表面性状の知識を習得できる
- 国家検定試験の課題から実用的で正しい図面の描き方を習得できる
●セミナープログラム
- 1. 機械製図のルールと作図法の基本を学ぶ
- 1-1. 線と文字・図形の表し方・寸法の表し方
・・・線や寸法の記入方法など作図の基本を学ぶ
- 1-2. 寸法公差とはめ合い・幾何公差
・・・精度の表し方から設計者の意図を考える
- 1-3. 機械製図はスケッチから
・・・スケッチの方法を学び機械部品をスケッチしてみよう
- 1-4. 軸継手の作図演習(課題1)
・・・回転軸の作図を通じて図面の基本を学ぶ(作図演習と解答)
- 2.国家製図検定試験から作図ノウハウを習得する
- 2-1. 国家検定試験について
・・・「機械・プラント製図」検定試験の課題について学ぶ
- 2-2. 良くわかる製図の重要なポイント
・・・検定試験問題の組立図面から構造を理解する
- 2-3. 寸法基準・主要寸法・必要公差の作図ノウハウ
・・・シンプルで分かりやすい作図方法を学ぶ
- 2-4. 軸の作図演習(課題2)
・・・軸継手の作図を通じて図面の基本と応用を学ぶ(作図演習と解答)
- ※作図(スケッチ)で使用するため、A4方眼紙(2枚)と
20cm定規(プラスティック定規で可)をご用意ください
- 質疑応答
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