検図担当者のための機械製図アドバンス講座【後編】 『機械設計製図と高度な検図の対処法(検図上級者向け)』
とセットで受講される場合は50,000円(消費税込)でご受講いただけます。
講師: |
村山 省己 氏
TSF自動化研究所 代表
東海大学工学部非常勤教員(元教授) |
日時: |
2021年10月20日(水)14:00〜17:00
特別集中講座
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受講料: |
30,000円(消費税込) |
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前編・後編セット受講の場合 50,000円(消費税込)
通信欄にその旨をご記入ください。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
検図担当者の方へ問題です。この図面を検図してください。
修正すべき箇所は何か所あるでしょうか?10か所以上の間違いの指摘ができましたか?
検図できましたか? 図面の描き方に大小の間違いがあることに気付きましたか?
検図担当者の役割は図面に間違いがないかをチェックし設計者に修正させることだけではなく要求仕様に対してQCDが守られているか判断する重要な役割を担っています。
同時に、検図を通じて若手設計者を指導し教育することも求められており、検図に必要な様々な設計製図に係る専門的な知識を必要とします。本講座では、検図に必要な正確で正しい実用的な図面の描き方を学び、検図担当者としての検図力を養成します。
- 本講座を受講するメリット:
- 設計計算から図面寸法の決定のプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学ぶことができます
- 検図担当者が指摘しなければならない要求仕様との整合性や品質トラブル、機械故障、人的災害を防ぐための対策を知ることができます
●セミナープログラム
(準備するもの:検図用作図で使用:・A4方眼紙(数枚)と20cm直定規)
- 1.加工・鋳造・溶接の知識
- 1-1. 機械加工・・・加工工程の基本製図法を学ぶ!
- 1-1-1. 工作機械の種類
- 1-1-2. 旋削加工
- 1-1-3. フライス加工
- 1-1-4. 穴明加工
- 1-1-5. 研削加工
- 1-1-6. マシニング加工
- 1-2. 鋳造・・・鋳造工程の基本製図法を学ぶ!
- 1-2-1. 鋳造の種類
- 1-2-2. 鋳造工程
- 1-2-3. 仕上げ代と抜き勾配
- 1-2-4. 鋳物部品の製図法
- 1-3. 溶接・・・溶接工程の基本製図法を学ぶ!
- 1-3-1. 溶接の種類
- 1-3-2. 溶接継手
- 1-3-3. 開先と溶接深さ
- 1-3-4. 溶接記号の構成
- 1-3-5. 矢の指示
- 1-3-6. 溶接寸法の表示法
- 1-3-7. 溶接記号
- 2.図面の検図法
- 2-1. 国家検定試験の読み解き・・・国検実技試験から作図法とチェックポイントを学ぶ!
- 2-1-1. 国家技能検定試験
- 2-1-2. 実技試験問題
- 2-1-3. 課題図の説明
- 2-1-4. 部品図作図要領
- 2-1-5. 作図の指示事項
- 2-2. 製図課題の解答解説・・・国検課題図から正確な製図の手本を学ぶ!
- 2-2-1. 作図のポイント
- 2-2-2. 加工基準の決め方
- 2-2-3. 重要寸法の記入方法
- 2-2-4. 外形寸法の指示方法法
- 2-2-5. 穴位置、穴加工の指示方法
- 2-2-6. 幾何公差の指示方法
- 2-2-7. 表面性状の指示方法
- 2-2-8. C面取り、R指示方法
- 2-3. 検図の重要ポイント・・・減速機の部品図から間違い図面の指摘方法学ぶ!
- 2-3-1. まずは正面図から決める!
- 2-3-2. 加工基準を決めて寸法を記入する!
- 2-3-3. 寸法は正面図に記入する!
- 2-3-4. 寸法は主要なものから記入する!
- 2-3-5. 関連する寸法は同じ図に記入する!
- 2-3-6. 寸法は計算で決める必要がないようにする!
- 2-3-7. 必要な寸法のみ記入する!
- 2-3-8. 類似した図は描かない!
- 2-3-9. 二重寸法、重複寸法は厳禁!!
- 2-3-10. 加工を考えた寸法を記入する!
- 2-4. 図面チェックの仕組み・・・完成度の高い設計製図にするためのマネージメントを学ぶ!
- 2-4-1. 製品設計開発プロセス
- 2-4-2. 設備設計製作プロセス
- 2-4-3. フェーズゲート管理
- 2-4-4. 設備設計デザインレビュー
- 2-4-5. 設備搬出前完成度評価
- 2-4-6. 立ち合い検査、リスクアセスメント評価
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