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「ロボット」が完全自律で一般道を走行する上で,必要となるルール・安全対策技術を学ぶ!

自動運転走行の安全性確保の技術的ポイント


   

完全自律で走行する「ロボット」が生身の人間と共存しつつある今,これからの自動運転走行に求められる安全対策技術について,関係法令の改正動向を踏まえ分かりやすく解説!

講師: 澤田雅之
澤田雅之技術士事務所 所長
日時: 2022年5月26日(木)13:00〜16:00
特別集中講座
受講料: 21,500円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

  • 自動運転の仕組みや自動運転走行を支えるキーテクノロジーの特徴・長所・短所が,具体的に理解できます。
  • 我が国の自動運転のレベル2であるADAS(Advanced Driver-Assistance Systems)の実用化状況について,具体的に理解できます。
  • 我が国の自動運転のレベル3「条件付自動運転」の実用化状況について,具体的に理解できます。
  • 米国の自動運転のレベル4「高度自動運転」の実用化状況について,具体的に理解できます。
  • 我が国の道路運送車両法と道路交通法の改正により,自動運転のレベル3が2020年4月に解禁され,レベル4が2022年中にも解禁予定であることが理解できます。
  • 我が国の各地で取り組まれている遠隔監視型自動運転移動サービスと遠隔監視・操作型自動配送ロボットについて,代表的な取組状況と法規制面を具体的に理解できます。
セミナーの概要

2022年中にも,自動運転ミニバス(遠隔監視型自動運転移動サービス)の一般道における無人運転の実現が見込まれます。いわば,完全自律で走行する「ロボット」が,生身の人間と近接して共存する時代の到来です。「ロボット」の衝突などの危険を人間が察知して回避することは難しいので,人間に危害を及ぼさないよう,「ロボット」側には衝突などを防止する高度な安全対策技術が求められるところです。また,「ロボット」が完全自律で一般道を走行する上で必要となるルールを,道路運送車両法及び道路交通法において定めることにより,人間との安全・安心な共存を実現していかなければなりません。
そこで,本セミナーでは,これからの自動運転走行に求められる安全対策技術について,関係法令の改正動向を踏まえて,分かりやすく説明します。

受講対象者
  • 自動運転走行の仕組みや機能・性能について知りたい方
  • 運転支援や自動運転走行を支える6つのキーテクノロジーについて具体的に知りたい方
  • 自動運転走行の安全対策技術全般について知りたい方
  • 自動運転走行を規制する道路運送車両法・道路交通法の動向について知りたい方
  • 自動運転のレベル2であるADAS(Advanced Driver-Assistance Systems)の国内外の動向について知りたい方
  • 自動運転のレベル3「条件付き自動運転」の国内外の動向について知りたい方
  • 自動運転のレベル4「高度自動運転」の国内外の動向について知りたい方
  • 遠隔監視型自動運転移動サービスや,遠隔監視・操作型自動配送ロボットの動向について知りたい方

●セミナープログラム

1.車の自動運転〜その仕組みと用いられる技術
  1. 車の自動運転の仕組み
  2. 自動運転車に搭載された周辺監視用センサー
  3. 自動運転のキーテクノロジー(1/6) 〜ビデオカメラ
  4. 自動運転のキーテクノロジー(2/6) 〜ライダー(LiDAR)
  5. 自動運転のキーテクノロジー(3/6) 〜ミリ波レーダー
  6. 自動運転のキーテクノロジー(4/6) 〜センサーフュージョン
  7. 自動運転のキーテクノロジー(5/6) 〜SLAM(3次元地図作成と自己位置推定)
  8. 自動運転のキーテクノロジー(6/6) 〜AI(ディープラーニング)
2.完全自動運転までの5段階
  1. 事故発生時の責任は,レベル1〜2では運転者,レベル3〜5では車の「自動運行装置」
  2. レベル2(高度運転支援)〜ハンズオフへの高度化
  3. レベル3(条件付自動運転)〜高速道路の渋滞時を限定領域とした運転交代条件付自動運転
  4. ホンダのレベル3自動運行装置「Traffic Jam Pilot」
  5. レベル4(高度自動運転)〜高速道路など,限定領域でのドライバーを必要としない自動運転
  6. 米国Waymo社のレベル4無人ロボタクシー
  7. 米国Tesla社のAutopilot
  8. 米国Nuro社のレベル4公道走行配送ロボットが商用利用認可
3.自動運転走行に向けた法改正等の制度整備
  1. 自動運転の実現に向けたガイドライン等
  2. 2020年4月,改正道路運送車両法の施行〜レベル3に向けた改正
  3. 道路運送車両の保安基準に規定された「自動運行装置」
  4. 2020年4月,改正道路交通法の施行〜レベル3に向けた改正
  5. ドイツのレベル4(高度自動運転)に向けた法改正
4.遠隔監視型自動運転移動サービスに向けた制度整備と安全対策
  1. 遠隔監視型自動運転に向けたガイドライン等
  2. 遠隔監視型自動運転移動サービスで運行される生活路線バス〜茨城県境町
  3. レベル3の認可を受けた遠隔監視型自動運転移動サービス〜福井県永平寺町
5.自動配送ロボットの公道走行に向けた制度整備と安全対策
  1. 自動配送ロボットの公道走行に係るガイドライン等
  2. 遠隔監視・操作型自動配送ロボットの公道実証実験〜神奈川県藤沢市
◎ 質疑応答

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