講師: |
松田龍太郎 氏
株式会社SMC 代表取締役 |
日時: |
2022年6月14日(火)10:00~15:00
1日集中講座
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受講料: |
33,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
見えるムダだけでなく、見えないムダや気づかないムダが見えるようになれば、工場内の製造部門だけでなく、間接部門も物流部門も多くのムダを簡単になくすことができます。
それは、意識のもち方で変わるのです。でもその意識のもち方が、わからなかったことがあれば全く気づかないものです。ただ、コツがわかれば、だれでも簡単にムダ取りができるようになります。
また、ムダ取りは多くの工場でやっていますが、果たして工場の成果に結びついているのでしょうか。ほとんどは、その作業や限られた工程の範囲で良くなったことが感じられる程度になっていませんか。それはムダ取りが横展開されずに、先頭工程から最終工程までつないで、取り組んでいないからと考えます。部分最適から全体最適の考え方と意識の違いです。
ムダを発見するにもコツがあります。コツをつかむことで、だれでも簡単にムダを発見し、ムダ取りを実践し、そこから有効に使える時間を創出します。基本的には、意識を変えることです。
使う道具は、5Sと目で見る管理を基本とした「虫の眼」(4定、バラツキ)を使います。そして、工程をつなぐという流れの視点をもった「魚の眼」(時間観測、巻紙分析)を使います。さらに全体像を俯瞰してみる「鳥の眼」(チェックリスト、あるべき姿の事例)も使います。
カイゼンができれば、工程間をつないで、着手から完成までのリードタイムをいかに短縮する必要があります。さらには、売上金をできるだけ早く入金されるリードタイムまで短縮していくことが、工場全体の取組みになります。製造だけでなく、営業販売から製造、物流、さらに会計経理までつないで考える「つないで考える」ことに取組むことです。これが経営成果につながる活動になります。この経営者マインドの視点を社員に持たせるのです。
ムダをなくすことには、深い意味があり理解し納得すべきです。単なるムダを取って作業が楽になっただけでなく、それをさらに展開してあらゆることのムダな時間を短縮し削減します。そうすることで、貴重で有効な時間を創出するのです。1日24時間と言う有限である貴重な資源を、上手く使う達人になっていただくことを目的としてセミナーを開講いたします。
●セミナープログラム
- 1.ムダとは?
- 1)作業のうち、ムダな作業はなんと90から95%もあります
- 2)ムダの定義
- 3)ムダを見えようにするには、意識が大切
- 4)ムダ取りは、ムダを発見し、廃除し、価値をつなぐことです
- 2.7つの見えるムダ、5つの見えないムダ+気づかないムダ
- 1)7つの見えるムダだけ注力していてはダメ
- 2)ムダの概念を変えるために、2つに分類
- 3)7つの見えるムダ
- 4)7つの見えるムダの着眼点と対策のコツ
- 5)5つの見えないムダ+気づかないムダの紹介
- 6)5つの見えないムダ+気づかないムダの対策のコツ
- 3.5Sと目で見る管理を使ったムダの発見方法
- 1)日常の組立作業現場の事例からムダを再発見してみる
- 2)分類、気づきのまとめの演習
- 3)5Sと目で見る管理は、バラツキを抑えること
- 4)4定【定位置、定方向、定量、定品】、手元化+順番化で組立工程は工数半減
- 5)頭だけで思い出すのは無理なわけは?
- 4.写真事例集によるムダ取りの紹介
- 1)悪い事例
- 2)良い事例(工場をショールームにしようという工場の事例)
- 3)現状とあるべき姿を比較して、自分の職場でできることのリストアップ
- 5.チェックリストの活用でムダ取り
- 1)簡単な方法として、チェックリストを使うやり方
- 2)動作4原則の紹介
- 3)手、足、眼、モノ、機械、戻りの動きの6つの動きのチェックリスト
- 4)エルゴノミー(作業姿勢)評価表の紹介
- 5)アイデアの30のヒントのチェックリストの紹介
- 6.時間観察の事例
- 1)簡単なビデオ事例紹介。ストップウォッチを使って時間測定
- 2)ムダや時間短縮ができるアイデアをチームで検討
- 3)チームの事例紹介
- 7.コストや時間を意識してみる
- 1)1歩≒1秒で換算してみる
- 2)在庫仕掛の経費は年間いくら?1㎡/月のコストはいくら?
- 3)時間当たりの自分のチャージはいくらか?設備のチャージはいくらか?
- 4)時間を創出するための考え方のコツを紹介
- 5)工数削減も大事だが、工程間のリードタイム短縮はもっと重要
- 6)巻紙分析で一挙にリードタイム短縮を図る(別紙資料付き)
- 8.間接部門のカイゼン着眼点の紹介
- 1)ロスと言う8つのチェックリスト
- 2)着眼点17点の紹介と1枚のイラスト
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