「規格適合のISO」から「自ら考え発展させるISO」そして,「経営に貢献するISO」へ進化させよう。組織の活性化には「ISO自己適合宣言」が最適で,導入手順と成功・失敗事例を分かり易く解説します。
講師: |
鈴木宣二 氏
技術士:経営工学
中小企業診断士
特定社会保険労務士
ISO9001主任審査員,ISO14001主任審査員
NPO法人SDC検証審査協会会長 |
日時: |
2023年5月30日(火)10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
日本に国際規格ISOマネジメントシステムが導入されて久しく,且つ2015年版改正がされた現在でも,真に経営貢献に役立っている企業よりも,形骸化と経費の掛かり過ぎが目立ちます。国際規格ISOは2004年(JISは2005年)に大幅に改正され,適合の表し方は従来の「認証登録制度」に加えて「自己適合宣言制度」が制定され,企業の選択制になりました。自己適合宣言とは国際規格(JIS)に沿って適切に実行すれば,外部審査を受けなくても国際規格(JIS)として通用する画期的なものです。しかし,ほとんどの企業では活用されておりません。
ISO有効活用の根源は,経営者から全社員まで「自ら考え,行動する」前向きなISOの取組みにあります。「自己適合宣言制度」は自立型人材を伸ばし,積極経営を目指す企業に最適なシステムです。
本研修ではISO自己適合宣言の仕組のわかり易い説明と,有効活用のポイントについて成功/失敗事例を交えて,経験豊富な講師が解説します。
●セミナープログラム
- 1.成熟期を迎えたISOの期待と課題
- (1)ISOを継続しているが品質不良ゼロが実現しない
- (2)ISOの効果が企業決算書(貸借対照表・損益計算書)に現れない
- (3)審査で不適合指摘はないが,目を見張る効果もない
- 2.ISO9004:2018(持続的成功を達成するための指針)に基づくISOの活性化
- (1)組織の持続的成功を達成する能力
- (2)成熟度モデルの自己評価ツール
- (3)自己評価と改善
- 3.新開発「ISO9001/14001/45001 経営貢献診断」の活用
- (1)ISO経営貢献診断とは
- (2)ISO経営貢献診断の実施(ケーススタディ演習)
- (3)改善プログラムの実行
- 4.ISO自己適合宣言を上手に導入・活用法
- (1)ISO認証登録からISO自己適合宣言へ
- (2)最初からISO自己適合宣言運用
- (3)ISO自己適合宣言の発展活用法
- 5.成功事例紹介
- (1)トップの先見性と意志の強さ A社
- (2)人材育成と社内活性化 B社
- (3)顧客の評価と受注拡大 C社
- 6.失敗事例紹介
- (1)トップの意思とコミットメントの欠如 D社
- (2)適合性評価の客観性の欠如 E社
- (3)継続推進の社内規範の欠如 F社
- ◎ 質疑応答
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