講師: |
田口 宏之 氏
田口技術士事務所 代表 |
日時: |
2023年6月2日(金)13:00〜17:00
特別集中講座
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受講料: |
33,000円(消費税込) |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
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●受講のおすすめ
製品の低コスト化、軽量化に対する要求は高まるばかりです。それらの要求に応えるための有効手段の一つがプラスチックの活用でしょう。しかし、設計者がプラスチックの材料特性をしっかり理解した上で設計を行っているかというと、そうとはいえないケースが多いように感じます。
例えば、プラスチックには吸水性や劣化、粘弾性特性などの注意すべき特性があります。品質の高いプラスチック製品を設計するためには、そのような材料特性についてしっかり学んでおく必要があります。
しかし、設計者がプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないのが実情です。工学系の学校でも材料に関する授業は金属材料が中心です。企業内においてもプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないといわざるを得ません。プラスチックに関する書籍も多数出版されていますが、多くが材料自体の専門家や成形・金型の技術者に向けて書かれたものです。設計者が読むには難解すぎたり、知る必要のない内容だったりすることが多いといえます。
そこで、設計者を対象として、プラスチックの材料特性を学ぶセミナーを開催いたします。
本セミナーでは、設計において豊富な経験を持つ講師が、化学式などの難解な部分は極力省き、図や動画、多くの設計事例を用いてわかりやすく解説します。
本セミナーを受講することで、プラスチックを使った設計を行う際に注意すべき材料特性、さらに品質トラブルを低減するポイントを習得することができます。
- 【受講対象者】
- 設計に必要なプラスチックの材料特性を効率的に学びたい設計者
- プラスチック製品の設計法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者
●セミナープログラム
- I. プラスチック材料の基礎知識
- 1. プラスチックのメリット/デメリット
- 2. 金属材料との違い
- 3. プラスチックの構造と分類
- 4. 熱硬化性プラスチック
- 5. 熱可塑性プラスチック
- 1-5-1 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック
- 1-5-2 汎用プラスチック
- 1-5-3 エンジニアリングプラスチック
- 6. リサイクル材料
- 7. 配合剤(添加剤)
- II. 物性表から読み取るプラスチックの基本特性と設計のポイント
- 1. 物性表
- 2. 物理特性と設計のポイント
- 2-2-1 MFR/MVRと分子量
- 2-2-2 成形収縮率
- 2-2-3 密度/比重
- 2-2-4 吸水率
- 3. 機械特性と設計のポイント
- 2-3-1 引張特性
- 2-3-2 曲げ特性
- 2-3-3 衝撃特性
- 4. 熱特性と設計のポイント
- 2-4-1 ガラス転移温度/融点
- 2-4-2 荷重たわみ温度
- 2-4-3 線膨張係数
- 2-4-4 熱伝導率
- 2-4-5 難燃性(燃焼性)
- 5. 電気特性
- III. トラブルを防ぐ!プラスチックの応用特性と設計のポイント
- 1. 温度特性
- 2. 粘弾性特性と設計のポイント
- 3-2-1 クリープ
- 3-2-2 応力緩和
- 3. 劣化と設計のポイント
- 3-3-1 熱劣化
- 3-3-2 加水分解
- 3-3-3 紫外線劣化
- 3-3-4 劣化の寿命予測
- 4. 耐薬品性と設計のポイント
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