見積書の明細を読み解ければ,コストダウンの可能性は大きく広げられる。
講師: |
間舘正義 氏
日本コストプランニング(株)代表取締役 |
日時: |
2023年12月8日(金)10:00〜17:00
1日集中講座
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受講料: |
43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
米国が中心となったサプライチェーンの変更,コロナウィルスの発生による生産活動の停滞,原材料の価格上昇など,企業を取り巻く環境はグローバル化の進展に伴い,一つの変化が他に大きな影響を及ぼすようになっています。そして,昨年春先からの円安です。
これらの結果は,海外生産に依存していた企業の採算性を大きく悪化させました。円安をきっかけとして多くの企業の生産拠点の国内回帰が進められてきています。そして,国内では,新規の取引先の開拓や見積書の入手,見積書の評価(査定)が重要な役割を持ってきました。
本セミナーではこの見積書について,その重要性について解説します。そのうえで,見積書は金額の安い高いだけを見るのではなく,その明細を知ることの大切さを述べ,その見積明細の読み解き方を考えます。また,陥りやすい見積書の読み方,対象の品目によって異なる見積書の計算方法などを解説し,見積システムの活用についても述べていきます。最後に,見積書から得られる情報をもとにコストダウンを進める切り口について紹介します。
- ◆本講座に参加して習得できること(習得知識)
- 会社の利益と見積書の役割を理解できる
- 見積書の記載内容とその読み解き方を理解できる
- コストダウンに役立つ分析力が身につく
- 見積書をコストダウンに繋げることができる
- ◆受講対象者
- 設計部門,資材・購買部門,生産技術部門,生産管理部門 等
●セミナープログラム
- I.経営活動と見積書について知る
- 1.見積書と会社の業績の関係
- 2.見積書は利益が含まれる
- 3.見積もりと原価計算の違い
- 4.見積もりに必要な要件とは何か
- 5.いろいろな見積もり方法がある
- II.見積書を見よう<事例1>
- 1.図面と見積書を確認する
- 2.見積書に課題はないか
- 3.見積書に情報がしっかり記載されているか
- 4.見積書を査定するためには
- 5.見積もり者に求められる能力は
- III.見積もりに必要な基礎知識
- 1.見積書の基本情報とは
- 2.品目売価の求め方
- 3.材料費の求め方
- 4.加工費の求め方
- 5.その他の費用
- IV.見積書では「見えないコスト」を考える
- 1.見積金額だけに目を向けてはいけない<事例2>
- 2.「見えないコスト」を金額にする
- 3.品質,納期,コストに関する方針の整合性は大切である
- 4.見積書と生産システム,調達方針を考える<事例3>
- V.見積もりの手順とコストダウンの準備とコストダウンの着眼点
- 1.購入条件とコストダウンの準備を考える
- 2.見積書の入手の仕方
- 3.価格交渉(商談・技談)の進め方
- VI.購入品,加工品,原材料のコストダウンの着眼点
- 1.購入品のコストダウン・アプローチの仕方
- 2.加工品のコストダウン・アプローチの仕方
- 3.原材料のコストダウン・アプローチの仕方
- ◎ 質疑応答
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