要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなど,具体例を交えてQFDの考え方・手順,要求品質展開表をやさしく作成する手順を解説します!
講師: |
池田 光司 氏
(有)アイテムツーワン 代表取締役
技術士(経営工学部門) |
日時: |
2024年12月4日(水)13:00〜17:00
特別集中講座 |
受講料: |
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
品質機能展開(QFD)は,1978年に日本で誕生しました。効率的な新製品開発の進め方として,日本国内にとどまらず,世界に注目されて発展してきました。
しかしながら,手間がかかりすぎる,手法に難解な部分があるといった点から,良さは理解していてもなかなかうまくいかず,途中であきらめたり,導入をためらったりする企業も少なくありません。
QFDを手法ではなく,「感動製品を効率的に開発する」仕事の進め方であると考えると,これらの課題が解決します。
本セミナーでは,大きな手間をかけずによい結果を得るためのQFD展開をお話しします。
要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなどについて,ムリなくできる内容をお伝えします。
この内容はUSAでは Fukuhara method と呼ばれ,広く普及しています。
- 顧客に喜ばれる製品の企画が安定してできてはいない
- 新製品開発活動でやり直しが多くて困っている
- QFDのメリットは理解しているが難しそうだ
- QFDをやってみたがうまくいかなかった
などと感じていらっしゃる方に,よいきっかけを提供できるセミナーです。
- 【講座のねらい】
- なぜQFDが有効なのかを理解する。
- やさしいQFD展開のしかたを理解する。
- 【講座のポイント】
- 具体例を交えてQFDの考え方・手順を解説します。
- 要求品質展開表をやさしく作成する手順を詳細に説明します。
- 開発でのやり直し防止の着眼点を伝授します。
- 受講対象者
- 製造業で新製品開発にかかわる部署の幹部社員・中間管理者・担当者
(営業企画,製品企画,設計,試験,生産技術,調達,製造,品質保証など)
- 「QFDは初めてだが関心がある」,「以前にやってみたがうまくできなかった」と感じている方には,特に有効です
●セミナープログラム
- 1.QFDとは
- 1.1 よい品質を考える
- 1.1.1 よい品質の提供が企業を支える
- 1.1.2 市場が要求する品質の変遷
- 1.1.3 顧客満足のしくみ
- 1.2 開発(活動)の課題
- 1.2.1 やり直しのムダは簡単に解決できる
- 1.2.2 CAPDからPDCAへ発想を変えて開発の期間短縮
- 1.3 QFDとは
- 1.3.1 新製品開発活動に対する5つの着眼
- 1.3.2 「品質の展開」と「品質機能の展開」
- 2.顧客の感動を得る製品企画
- 2.1 要求品質(VOC)の整理
- 2.1.1 市場調査の限界
- 2.1.2 VOCの整理手順
- 2.2 要求品質展開表(品質表)の作成
- 2.2.1 VOCの重要度判定手順
- 2.2.2 品質特性への変換のしかた
- 2.2.3 品質表の作成
- 2.2.4 バランスのよい企画目標の設定法
- 3.効率のよい開発活動
- 3.1 重点項目の展開
- 3.2 できばえ保証
- 3.2.1 効果的なDRのすすめ
- 3.2.2 作りやすさへの配慮
- 3.2.3 生産準備での留意事項
- 4.QFDの期待効果
- 5.おわりに
- ◎ 質疑応答
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